● コクタンの品種の特徴
常緑で緑色の葉が美しい黒檀(こくたん)。生長が極めて遅く、大きく育ってもせいぜい2m。大木になりません。病害虫もほとんどつかず、メンテナンス不要です。レトロな庭木で、最近はほとんど生産されておりません。昭和時代に流行した木ですが、地味な性格と木姿のため、生産が途切れましたが、生長が極めて遅く大木にならないので、現代の狭い住宅事情に適します。また、病害虫はほとんどつきませんので手間がかかりません。
学名 |
Diospyros ebenum カキノキ科 カキノキ属 |
別名 |
エボニー、黒木、烏木 |
開花時期 |
5月 |
花色・大きさ・花形 |
白 |
果実の大きさ |
2cm |
果実の用途 |
食用 |
最終樹高 |
地植え:1m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木) |
最終葉張り |
0.5m ~ 1m |
栽培用途 |
鉢植え、庭植え、目隠し、街路樹 |
植栽適地 |
関東地方~沖縄 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~日陰、耐陰性強い、 耐寒性普通、耐暑性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
黒檀の木 |コクタンの育て方
植え方・用土
水はけの良い土壌ならどこでも育ちます。鉢植えでも大丈夫です。
土質は選びません。やせ地にも強いです。
花ひろば堆肥“極み”や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
肥料が切れると葉色が薄くなります。
剪定方法
必要なときに必要なだけ切りますが、剪定せずに放任して育てても自然な樹形になります。大変生長が遅いのです。