ジャカランダ 日南ピンク 1

● ジャカランダ 日南ピンクの品種の特徴

「日南ピンク」はJ.Puberula x caroba(ブラジル原産の小型種)の実生交配F1からの育成されたピンク花品種です。嬉しいことにこちらの品種は二季咲きなので、5~6月頃、9月の2回、紫がかったピンク花を楽しめます。繊細な羽状複葉が涼し気で優しい雰囲気です。矮性品種なので背が大きくなりにくく、樹高が1mほどでも花を咲かせます。

青い桜? 『世界三大花木』ってご存知ですか!?
ジャカランタ(紫雲木)・ホウオウボク(鳳凰木)・カエンボク(火炎木)。これが「世界三大花木」と並び称される花木たちです!
中でも日本では、宮崎県や静岡県に名所があります。シダに似た葉が観葉植物としても人気です。

学名
Jacaranda puberula × caroba ノウゼンカズラ科 ジャカランダ属
別名
キリモドキ(桐擬き)、紫雲木
交配親
J.Puberula x carobaの実生交配F1からの育成品種
開花時期
5~6月頃、9月 (二季咲き)
花色・大きさ・花形
ピンク・(4cm位)
香りの強さ
香りなし
最終樹高
鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木)
栽培用途
鉢植え、観葉植物、寄せ植え
植栽適地
南関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた、
耐寒性弱い(0度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない
花言葉
「栄光」、「名誉」

矮性ジャカランダ|日南ピンク 接ぎ木苗の育て方


植え方・用土

春、霜が降りる心配がなくなってから植え付けしてください。5~9月が適期です。マルチングをしましょう。
冬の寒さが苦手です。温暖な地域では露地栽培が可能ですが、0度以下の環境では枯れてしまいます。冬は株周りを敷き藁やバークチップ等で覆うマルチングをし、霜よけなどの防寒をして下さい。幼木は耐寒性が劣るので、温暖な地域でも、ある程度の大きさ(幹の太さが3cm程度)になるまで鉢植えで育ててから地植えすることをオススメします。
一年を通して日当たりの良い場所で育ててください。特に春~秋の温暖な季節が生育時期なので、この期間はしっかりと日に当ててあげてください。
用土は特に選びません。地植えの場合は、、『花ひろば堆肥極み』を1袋、鉢植えでは、『花ひろば培養土和』を使って植えると簡単手軽&最高です!


水やり

春~秋の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。落葉期は乾かし気味に管理します。


肥料のやり方

生育期に有機肥料や緩行性の化成肥料を2ヶ月に1回ほど与えます。


花芽の付き方

ジャカランタの花は木がしっかりと成長してからしか咲かず、開花まで6~7年かかると言われています。花芽は夏の終わり頃~秋に、その年に伸びた新しい枝の中で作られます。
また、確実な栽培方法や開花のメカニズムについては、まだ分からない事も多い植物です。 日本ではある程度の寒さに当てて冬に落葉させか、秋から冬に乾燥させると春に花が咲くなどと言われています。


剪定方法

剪定は初夏におこないます。新しい枝がたくさん生えるように摘心(新芽の先を摘み取る作業)をします。伸びすぎた枝や混み合っている枝は、バランスを考えながら切り詰めます。
株が大きく育ち花を咲かせるようになったら、花後に切り戻しをします。
夏以降の切り戻しは、花芽を切り落とす事になるので避けましょう。


病害虫の予防法

風通しが悪いとカイガラムシが発生する事があります。薬剤が効きにくいので、見つけ次第歯ブラシなどで剥ぎ落としてあげてください。




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