朝日を浴びた照手桃

ハナモモ 照手紅 2
照手紅の花色は寒緋桃に似た色です。

ハナモモ 照手紅 4
ハナモモ 照手紅

ハナモモ 照手紅 5
ハナモモ 照手紅

  【照手紅】 花桃 赤
【照手紅】 花桃 赤

ハナモモ 照手紅 3
夕暮れ時の照手紅。こんな色も見せます。

● ハナモモ 照手紅の品種の特徴

照手紅(てるてべに)は八重咲き、早咲き品種です。従来のハナモモより早い時期に開花します。ハナモモでは最も濃い花の色しているといわれる寒緋桃と同程度の色づきの花を咲かせます。

神奈川県の伝説「照手姫」にちなんで照手シリーズとして品種登録された花桃のひとつです。ほうき性桃の照手シリーズを総称を照手桃と呼ぶこともあり、照手紅は赤花照手桃とか照手桃赤花、照手赤と呼んだりします。

【はなももの特徴】
花を楽しむために品種改良された園芸種がハナモモと呼ばれます。 花桃にも実はなりますが小さく、食用には向きません。古来節句のひとつ「上巳(じょうし)の節句」が、桃の花が咲く頃に行われてきたことより後に「桃の節句」となって現代に伝わり、女の子の厄除け、健康祈願、成人のお祝いとして桃の苗木が記念樹、プレゼントとして人気があります。

箒桃(ほうきもも)は横に張らずに樹形が全体的にほうき状になります。場所をとらないので、スペースの狭いお庭のシンボルツリーにおすすめです。 花付きは最高で、ものすごく咲きます。

左から照手桃、照手白、照手紅

左から照手桃照手白、照手紅。
立派な木でしたので、許可を得て撮影させていただきました。撮影可能角度が表からでしたので、逆光になってしまいましたが、赤白ピンクと3色並んで綺麗です(^^)

学名
Prunus persica cv. fastigiata バラ科 モモ属
別名
照手桃赤花(てるてももあか)、照手赤(てるてあか)
作出年・作出者
1986年 (神奈川県・神奈川県園芸試験場相模原分場)
交配親
赤枝垂 X 箒
開花時期
4月上旬
花色・大きさ・花形
明紅色・大輪咲き(4.2cm位)・八重
最終樹高
地植え:1m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉高木)
最終葉張り
1m ~ 2m 直立性
栽培用途
鉢植え(7号鉢以上)、盆栽、庭植え、シンボルツリー、記念樹、目隠し、花壇、切り花
成長の早さ
早い (40cm/年)
植栽適地
東北以南~沖縄
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、耐陰性弱い、土壌酸度:弱酸性
耐寒性強い(-15度)、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通
芽吹き時期
4月頃
花言葉
「私はあなたのとりこ」、「気立てのよさ」、「恋のとりこ」、「チャーミング」

花桃(ハナモモ) 照手紅 (てるてべに)の育て方


植え方・用土

秋~梅雨ごろまでが植え付け適期です。新根の発生が早いので暖地では秋植えをおすすめします。
葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
ももの根は水はけが良く空気が多い砂礫質の深い土壌を好み、過湿に弱いです。通気性の良い肥沃な土を好みます。土質はph5~6の弱酸性土を好みます。ピートモスたい肥を混ぜた土が良いです。
日当たりの良い場所に浅く植え、風で地上部が揺れないように支柱をするとよいです。


春の植え付け方法

2月ごろが植え付け適期です。まだ寒い時期であれば根を少し広げ気味にして植え、葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根鉢はほぐさないで植えてください。


夏の植え付け方法

根をほぐさずに植えます。秋の彼岸までは雨が降らないときは水切れに注意です。


秋の植え付け方法

暖地では植え付け適期です。秋植えすると次の生育期まで半年くらいあるので、水切れに耐える苗に育ちます。まだ暑い時期は根をほぐさずに植え、気温が下がっている時期なら根を広げて植えます。根がほぐれないときは無理にほぐさず植えます。


冬の植え付け方法

冬も植え付けにいい時期です。土が凍らない地域では冬でも大丈夫。多少の雪や霜は問題ありません。寒さが心配な場合はマルチングをしておきましょう。


水やり

地植えした場合は雨が当たる場所では水やりは雨に任せ、よほど雨が降らないときだけ土が乾いたら与えます。
鉢植えでは土が良く乾いたら水をたっぷり鉢底から流れ出るくらい与えます。土が乾いていなければ与えません。夏の水分不足による葉やけを起こさせないように、夏は乾燥したらたっぷり水を与えてください。


肥料のやり方

桃は土壌が肥えておればあまり肥料は必要ありません。肥料が多いとアブラムシがつきやすくなります。
おすすめはももの肥料などのバラ科専用に配合してある肥料です。12月~2月ごろまでに寒肥として桃の肥料を与えます。鉢植えでは6月に化成肥料を与えてください。


花芽の付き方

花芽は夏につけ翌春に開花し結実します。


剪定方法

1年目の冬は主枝を早く太らせるために主枝の先端を強めに切り戻します。
自然樹形で樹形が整いやすいので、特に剪定は必要としませんが、込み合う枝や花付きが悪い枝、枯れ枝を間引く剪定を冬に行います。花芽を落とさないように見極めて剪定します。枯れ枝や混みあった枝を落とす程度にします。

3年以上古い枝からは新芽が出にくくなるので、切り戻し剪定の時は必ず1~2年の若い枝を残すようにしてください。
日あたりが悪い樹幹内部は枯れこみ芽吹かなくなるので、毎年こまめに古い枝を間引いて風通しと日あたりを改善して新しい枝に更新していくとよいです。


その他栽培や性質の注意点

※過湿に弱いので冬の水やり根腐れに注意です。
※本などでは8mくらいに育つと記述もありますが、庭植えではだいたい4mくらいです。


病害虫の予防法

4月頃からアブラムシや黒星病、縮葉病に注意です。縮葉病は芽吹く前に消毒、他の病害虫は予防消毒と発生次第消毒します。


増やし方

接木で増やします。




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