冬は葉が紅葉して赤オレンジっぽくなってます。
ボックスウッドのボーダー、東京ディズニーランドのアリスのワンダーランド辺りで撮影
西洋ツゲ ボックスウッドの街路樹。大気汚染やほこりにも強いです。
ボックスウッドの生垣。自然樹形で作ってもいい感じ。
ボックスウッドの新緑と花芽
ボックスウッドの花。あまり小さい花なので観賞価値は低いですが、かわいいです。
ボックスウッドの新緑
● 西洋ツゲ ボックスウッドの品種の特徴
ボックスウッドは西洋ツゲのひとつ。刈り込みに強く、日陰地や寒冷地でも育ちます。丸くツヤのある明るい黄金葉の葉色が美しいです。春からはライムグリーンの瑞々しい葉色で、夏には緑色の葉に変わります。やわらかい葉は優しげで洋風にも和風にも良く似合います。
刈り込んで生垣にしたり、自然仕立ての生垣もきれいにできます。
生垣にする場合は30cm間隔で植えます。1mの生垣であれば3本植えます。
寒くなり始めたら紅葉もします。枯れはじめたのではなく、自然現象です。春にはると葉色はまた戻ってきます。

秋の終わり~初春にかけて、ゆっくりゆっくり葉が減っていきます。葉色が薄くなったり、黄色くなりつつ容易にハラハラと葉が落ちます。常緑性では有りますが、季節的に葉が生え変わる時期です。5月ごろから本格的に葉が入れ替わります。
学名 |
Buxus sempervirens ツゲ科 ツゲ属 |
開花時期 |
3~4月頃 |
花色・大きさ・花形 |
黄色・小花(0.3cm位) |
最終樹高 |
地植え:0.3m ~ 1.5m 鉢植え:0.3m ~ 1.5m (耐寒性常緑低木) |
最終葉張り |
0.2m ~ 0.7m |
栽培用途 |
鉢植え、地植え、グランドカバー、生け垣、ボーダー、トピアリー |
成長の早さ |
普通 (0.3cm/年) |
植栽適地 |
東北以南~沖縄 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、土壌酸度:弱アルカリ性 耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:強い 害虫:普通 |
芽吹き時期 |
5月 |
西洋ツゲ ボックスウッドの育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。水管理だけ気をつければ通年植え付けができます。酸性土壌を嫌う性質はあるので、鉢植えなら培養土で、地植えなら堆肥を使って植えて、年1~2回くらいの割合で苦土石灰を株周りにまいてアルカリ土壌にすると良いです。
日陰にも強いです。良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。土質は選びませんが、花ひろば堆肥“極みや完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
生垣の作り方や植栽間隔はこちらをクリック。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として鶏ふんと腐葉土や花ひろば堆肥“極みを株周りに穴を掘り与えます。
酸性土壌を嫌う性質があるので、年に2回くらい、株周りに苦土石灰をまいてください。
剪定方法
特に剪定は必要ありません。樹形が乱れたり、込み合うような枝を取り除く程度です。
刈り込みにも強いです。
その他栽培や性質の注意点
冬の落葉について
冬はベージュがかるというか、茶色くなるというか、寒さにあたって葉色が紅葉します。枯れはじめたのではなく、自然現象です。春にはると葉色がまた戻ってきます。また、秋の終わり~初春にかけて、ゆっくりゆっくり葉が減っていきます。葉色が薄くなったり、黄色くなりつつ容易にハラハラと葉が落ちます。常緑性では有りますが、季節的に葉が生え変わる時期です。5月ごろから本格的に葉が入れ替わります。
病害虫の予防法
春~秋にハマキムシがつくことがあります。まめに観察して、葉が食害されていないか注意します。ハマキムシが発生したらマラソン乳剤などで駆除します。