●商品について
商品はポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約35cmです。根鉢の大きさは3号(直径9cmポット)です。
花はついておりません。
植え付け時はポット部分ははずして根はほぐさずに植えてください。根を触れるのを嫌う木です。根を触らないようにお願いします。
こちらの商品は鉢植え栽培も可能です。
● アカシア ドルモンディの品種の特徴
「ドルモンディ」は、大きく育つアカシアの中で最もコンパクトに楽しめるアカシアで、鉢植え向きです。
花穂も短く可愛らしい、、、。シルバーブルーの小さな葉が茂り美しいです。ブッシュ状に広がりかわいらしく仕立てられます。
【アカシア全般の解説】
アカシアは、マメ科ネムノキ亜科アカシア属に分類される主に黄色い花を咲かせる、暖かい地域に分布する植物です。1000を超える種類があり、1~2mの低木から20m以上の高木まで様々なアカシアがあります。本来の「ミモザ(mimosa)」はオジギソウの学名ですが、黄色の房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として使われています。ほとんどの種類が春から秋にかけて黄色い花を咲かせます。ふわふわでポンポンとした黄色い可愛らしいアカシアの花は、大昔から私たち人間を魅了してきました。その歴史は古く、古代エジプトでは神聖な木として扱われており、船の材料や食品、染料、薬としても使われ私たちの生活を支えてきました。
また、3/8は国際女性デーといって、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定しており、この日はイタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝を込めて、男性から女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣があります。日本でも「ミモザ(アカシア)の日」とされ、女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣が近年では少しずつ定着しつつあります。
学名 |
Acacia drummondii マメ科 アカシア属 |
別名 |
モニカ |
開花時期 |
3月~4月頃 (一季咲き) |
花色・大きさ・花形 |
黄色・中輪咲き |
最終樹高 |
地植え:3m ~ 4m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木~高木) |
栽培用途 |
鉢植え、寄せ植え、地植え、切花、リーフ、記念樹、シンボルツリー、花壇、目隠し、工場緑地帯、街路樹、学校、公園、ゴルフ場 |
成長の早さ |
早い (40cm/年) |
植栽適地 |
関東~沖縄 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性普通、 耐寒性やや弱い(-5度)、耐暑性やや強い、耐乾性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:普通 害虫:普通 |
花言葉 |
秘密の恋、気まぐれな恋、友情、堅実、優雅、豊かな感受性 |
アカシア|ドルモンディ 3号ポット苗の育て方
植え方・用土
肥沃な水はけの良い土地を好みます。鉢植えでも大丈夫です。日当たりを好みます。。土質を選ばない丈夫な木ですが、バーク堆肥や花ひろば堆肥“極み”をよくすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
鉢植えで栽培される場合は、花ひろば培養土や市販の培養土をお使いいただくと良いです。
根を触れるのを嫌う木です。根を触らないようにお願いします。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。 乾燥すると落葉しやすくなります。
肥料のやり方
マメ科のアカシアは根粒菌で自ら窒素肥料を作ります。ですので、よほど成長が悪い場合以外は肥料は必要ありません。
剪定方法
花後すぐに行います。剪定してコンパクトな樹形で管理するといいです。苗木の時期は枝数が少ないので、植え付け3年くらいは切り戻しを行い分岐させて樹形を作ります。切り戻し剪定の切る位置は分枝から10~20cmくらいです。時期を間違えると花が咲かない場合もあるので、注意。主幹が貧弱なので自立しにくいので、支柱は必須です。主幹が理想の高さになったら芯を止めます。大きすぎて困るときは思い切って強めの剪定をします。一部書籍では強剪定はNGとありますが、茂りすぎた枝葉を半分くらいにする剪定では枯れたりすることはありません。剪定はむつかしくないですが、伸びすぎる枝は剪定して樹形を整えるとよいです。
病害虫の予防法
病害虫はカイガラムシに注意です。発生したらスミチオン1000倍液を散布しましょう。
増やし方
挿し木で増やせます。