アジサイ ありがとう 酸性土壌では青がきれい。

アジサイの葉

紫陽花の花色の仕組み

● アジサイ ありがとうの品種の特徴

ありがとうは、土の酸度によって花色が変化する品種です。
アルカリ性なら濃いピンクに、中性に近ければ薄紫に、酸性なら青色に変化します。
花はテマリ咲きタイプなので、複数の装飾花が固まって咲きます。装飾花自体は普通~やや大きいくらいで、1つの花房につく装飾花の数が特別多いというわけではありません。装飾花1つ1つも一重咲きです。
装飾花は4枚花弁ではっきりとした形をしているのと、発色の良さ、覆輪の太さによって、とても目を引く花房になります。覆輪の太さが特徴的で、ありがとうの覆輪はとても太く、花弁の中心に入る花色とのコントラストがはっきりと出ます。

ヤマアジサイと西洋アジサイの交配改良品種で、両方の良いところが受け継いでいます。
花付きが良く、株の生長も早いので庭植えも見応えがあります。
枝が太くとても丈夫です。とてもしっかりとしているので、
大株になって花数が増えても安定感があります。
枝が長く伸びた状態で花がたくさん咲くと、枝が折れずに曲がることがあります。その場合は、支柱を立てて支えてあげてください。

【紫陽花・あじさい全般の特徴】
可愛らしい花を咲かせる梅雨の代表花ですが、紫陽花と書く通り、おひさまが大好きです。午前中いっぱい日あたりが良い場所だと花色の発色が良くなります。
この花に見える部分は、装飾花でガクが変化したものだと言われています。
土の土壌酸度(ph)によって花色が変わることでも知られており、一般的に酸性ならブルーに、アルカリ性なら赤傾向に変化します。白いアジサイは花色は変化せず、ヤマアジサイは花色が変化しにくいです。
以前はユキノシタ科でしたが、最近はアジサイ科で紹介されることが多くなりました。

ガクアジサイは中心に両性花が咲き、周囲に見える花びらに見えるのが装飾花です。

贈り物にもアジサイ

学名
Hydrangea serrata ユキノシタ科 アジサイ属
別名
紫陽花、八仙花
作出年・作出者
(静岡県掛川市・加茂花菖蒲園)
交配親
ヤマアジサイと西洋アジサイを交配
開花時期
6~7月頃
花色・大きさ・花形
ピンク or 青・中輪咲き・テマリ咲き
最終樹高
地植え:0.5m ~ 1.5m 鉢植え:0.5m ~ 1.5m (耐寒性落葉低木)
最終葉張り
0.8m ~ 1m 
栽培用途
鉢植え、庭植え、コンテナ、花壇、切り花、ドライフラワーなど
成長の早さ
早い (30cm/年)
植栽適地
北海道西部~沖縄
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い
芽吹き時期
4月
花言葉
移り気、浮気、無常、辛抱強い愛情、一家団欒、家族の結びつき

ガーデンアジサイ ありがとうの育て方


植え方・用土

肥沃な土壌を好み、酸性土だと花色が青、アルカリ性だと赤に変わります。ヤマアジサイは土質による色の変色は少ないです。庭植えにする場合は、土の酸度調整をしないままに放っておくと、青色に傾きやすくなります。
植え付けは落葉している間に行いますが、極寒期は避けます。
適度に日が当たる場所で育てると花付きは良くなる一方、真夏の直射日光にさらされると葉焼けを起こして弱ってしまうので注意が必要です。堆肥を良くすきこんだ肥沃な土壌に植えます。アルカリ性で赤くなる品種は苦土石灰を混ぜてアルカリ性にします。
青がきれいに見たい場合はピートモスを混ぜて弱酸性にしてください。


春の植え付け方法

芽吹き始めた苗は根をほぐさずに植えます。


夏の植え付け方法

夏は植え付けは控えたいですが、植える場合は根をほぐさずにそっと植え、水切れに注意です。


秋の植え付け方法

秋植えはアジサイの植え付け適期です。秋に植えると翌年初夏からの水切れに強く育ちます。


冬の植え付け方法

寒冷地でなければ植えても大丈夫です。根をやや広げて植えます。


水やり

地植えの場合はあまり水やりは必要ありませんが、真夏の高温期は乾いているようなら水を与えます。
鉢植えの場合は、春~秋は表面が乾いたらたっぷり与えます。冬は土が全体に良く乾いたら水をたっぷりと与えてください。


肥料のやり方

【寒肥】2~3月に油かすと堆肥を株周りに敷きつめます。ピンク色を咲かせたい場合には草木灰や苦土石灰、骨粉や魚粉が混ざった油かすを与えると色が鮮やかになり、青色の花を咲かせたい場合にはピートモスや骨粉が入っていない油かすを施すと鮮やかな青が出ます。
【追肥】7~9月の花の後に速効性の化成肥料を控えめに与えます。


花芽の付き方

あじさいは威張らせろ。
アジサイの花芽は前年に伸びた枝につきます。そのため下手な剪定をすると開花しなくなることがあり、切り戻し剪定をしないで大株に育っても良い場所に植えるほうが良いので、大株が威張っているように育てるとよいです。


剪定方法

アジサイの花芽は去年伸びた枝につきます。
【毎年の剪定】
花が終わったら、花から2節下の脇芽が出ている上で剪定します。花がつかなかった枝は、来年花芽がつくので切らずに残しておきます。
【数年ごとの剪定】
アジサイは樹勢が強く、毎年上記の剪定を行っていても、木が大きくなりすぎることがあります。木全体をコンパクトに剪定する場合は、花後すぐに行います。(これをしてしまうと来年花がつかない可能性があります)


病害虫の予防法

定期的にや殺ダニ剤などの消毒を行います。




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