

アメリカアジサイ ミディピンク



アメリカアジサイ ミディピンク は最大樹高101~120cmくらいに育ちます。


● アメリカアジサイ ミディピンクの品種の特徴
アナベル「ミディ ピンク」は花色の変化が美しいアナベルです。最初は鮮やかなピンク色、やがて柔らかなピンク色へ、咲き終わりにはグリーンへと変化します。ピンクのアナベルの改良品種で、花の色葉の色がより深く濃い色になり、繰り返し咲く性質がさらに強くなりました。
アメリカアジサイはアメリカ原産を改良された園芸品種です。別名:アメリカノリノキ。暑さ寒さに強く手間がかかりませんが、一般のあじさいとは少し育て方が違います。
春伸びた枝に花を咲かせるのでいつどこで切っても花が咲きやすく、晩霜害で花芽が傷む心配がないので寒冷地でもきれいな花を楽しめます。冬も短く切っておけば雪で折れる心配はありません。
アナベルは他の紫陽花よりも芽吹きは1か月くらい遅いです。
| 学名 |
| Hydrangea arborescens アジサイ科 |
| 別名 |
| 旧名:アメリカあじさい ピンクのアナベル2 |
| 交配親 |
| ピンクのアナベルの改良品種 |
| 開花時期 |
| 5~11月 (繰り返し咲き) |
| 花色・大きさ・花形 |
| 濃いピンク・・手毬咲き |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.5m ~ 0.9m 鉢植え:0.5m ~ 0.9m (落葉低木) |
| 最終葉張り |
| 0.5m ~ 0.9m |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、庭植え、コンテナ、花壇、切り花、ドライフラワーなど |
| 成長の早さ |
| やや遅い |
| 植栽適地 |
| 北海道~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い(-40度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
| 芽吹き時期 |
| 5月 |
| 花言葉 |
| 移り気、浮気、無常、辛抱強い愛情、一家団欒、家族の結びつき |
アナベル|ミディピンク PW3.5号ポット苗の育て方
植え方・用土
肥沃な土壌を好みます。土質で花色は変化しませんが、過乾燥では花色や葉色が薄くなりますので、植え付け時にたい肥や腐葉土を多めに漉き込んで乾燥予防をしておきたいです。植え付けは落葉している間に行いますが、極寒期は避けます。
適度に日が当たる場所で育てると花付きは良くなりますが、開花が始まる初夏から夏は水をよく欲しがるので、半日陰のほうが育てやすいです。夏の乾燥予防に乾燥予防のマルチングをしておくとよいです。
鉢植えでは培養土で植えると手軽です。
春の植え付け方法
芽吹くと水をよく欲しがるのでなるべく早春までに地植えしておきたいです。2月ごろまでの植え付けでは根を多少広げ気味にして植えますが、それ以降は根はいじらずに植えてください。
夏の植え付け方法
芽吹いてからの植え付けでは根を傷めないように注意して、水切れに注意です。
秋の植え付け方法
10~11月の植え付けでは翌春からの乾燥に強く育ちます。地上部を短く切り戻し植え、表土はマルチングをしておくとよいです。
水やり
地植えの場合はあまり水やりは必要ありませんが、真夏の高温期は乾いているようなら水を与えます。鉢植えの場合は、表面が乾いたらたっぷり与えます。
肥料のやり方
【寒肥】2~3月に油かすと堆肥を株周りに敷きつめて土をかぶせておきます。
【追肥】7~9月の花の後に速効性の化成肥料を与えます。
花芽の付き方
普通の西洋アジサイは主に旧枝咲きですが、アメリカアジサイは新枝に花芽がつきます。春に芽吹いて伸びた枝の先端に花が咲きます。
剪定方法
新枝咲きなのでどこで切っても花が咲きやすく、好みに合わせて剪定方法を切り替えて楽しめます。
冬に地際で数節残してバッサリと切り戻す強剪定をすると、翌春から伸びる枝数が減るので花数は減りますが、その分ひとつひとつの花が大きく育ち、草丈も揃って咲くので美しく咲きます。ボリュームも出ていい感じ。
初夏の一番花が満開になって少ししたら、花の下、3~5節で切り戻すと、脇芽が伸びて充実した株では花芽がつき、二番花が咲きます。
花後の剪定をしなければ、花が白からグリーンに変色して秋ごろまで楽しめます。
強剪定をせずに花後に花だけ切るだけにとどめたり古い枝を多く残すと、翌春は枝数が増えて樹勢が分散するので花は小さくなりますが多く咲きます。
病害虫の予防法
病害虫はほとんどつきません。
育て方のまとめ
新枝咲きで剪定はいつでも好きなように。




