アスプレニウム エメラルドウェーブ 2

● アスプレニウム エメラルドウェーブの品種の特徴

「エメラルドウェーブ」は福岡県みずま市の名門、杉本神龍園が生み出したオリジナル品種で、鮮やかなエメラルド色と波打つようにウェーブした葉をもつアスプレニウムです。大きさがあまり変わらず比較的コンパクトにまとまるので室内の観葉植物におすすめ。耐寒性はないので基本鉢植え栽培となります。

世界最大の国際園芸見本市(International Pflanzen Messe)は最優秀賞を受賞しました。世界各地で愛される、日本発信の観葉植物です。

「アスプレニウム」は、チャセンシダ科に分類されるシダ植物の仲間です。世界で700種ほどが存在しており、分類が進んでいない多種多様な属で、形質や植生は品種によって大きく異なります。

学名
Asplenium nidus チャセンシダ科 アスプレニウム属
作出年・作出者
(福岡県・杉本神龍園)
最終樹高
(常緑多年草)
栽培用途
観葉植物
植栽適地
沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。)
育てやすさ
★★☆☆☆ やや難しい
日照条件:半日陰、耐陰性強い、
耐寒性弱い(15度)、耐暑性強い、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:よくつく

エメラルドウェーブ 4号鉢植え (黒鉢or白鉢)の育て方


植え方・用土

肥沃で水はけの良い肥沃な土、明るい日陰を好みます。水はけと通気性の良い培養土に浅く植えます。秋~梅雨位までに植え付けしますが、鉢植えで温度管理・水管理ができるならいつでも植え付けできます。初夏から夏の植栽では水切れに注意し、根を崩さずに植えてください。春以降に植え付けする場合は水やりを忘れずに。耐寒性がなく直射日光にも弱いため、基本的に鉢植えでの栽培をおすすめします。


水やり

15度以上の環境であれば、表土が乾いたら水を与えます。
気温が15度を下回ると成長が止まり、8度以下だと枯れる恐れあります。気温が低いと水をあまり必要としなくなります。土の表面が完全に乾燥してから2~3日後に水やりをしてください。水やりを控えると樹液の濃度が上がるため耐寒性が増しますが、葉が落ちるようなら水やりの頻度を増やします。乾燥すると葉先から徐々に黄色くなっていき、枯れると茶色くなります。
葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどで与え、軽く清拭してあげます。
空中の湿気が多すぎると葉が赤くなります。湿度が多い時期は霧吹きは控えてください。


肥料のやり方

肥料を与えるのは春と秋の生育期です。緩効性化成肥料を置き肥し、液体肥料を適宜与えます。夏は根が弱るため与えないようにします。室内で育てることが多いと思いますので、コバエが発生しないよう有機肥料はやめたほうがいいです。


剪定方法

古くなった葉を根元から切り取る程度で大丈夫です。


病害虫の予防法

ハダニ、アブラムシ、カイガラムシ…など良くつきます。こまめに観察し、早めに早めに対処しましょう。


増やし方

胞子…




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