グランドカバーにおすすめ。リシマキア ヌンムラリア オーレア

● リシマキア ヌンムラリア オーレアの品種の特徴

生育旺盛に生え広がり、明るい葉色のグランドカバーです。多湿や日陰にも強く、水辺でも育ちます。
生長は早く、ゴールドの明るい葉色がどんどん伸びていき、地面を覆います。雑草除けにもおすすめ。石垣や土留めにも使えます。
日あたりが良いと黄色っぽい葉色で、日陰で水分が豊富だと緑色になります。秋から冬は紅葉してオレンジ色から赤くなります。

オカトラノオ属(学名:Lysimachia)の植物を総称して「リシマキア」と呼んでいます。分類はやや複雑で、サクラソウ科に分類されたり、ヤブコウジ科に入れられそうになったりしています。世界じゅうに分布し160種ほど知られており、日本に自生する種としてはヤナギトラノオ、モロコシソウ、シマギンレイカなどがあげられます。

学名
Lysimachia nummularia 'Aurea' サクラソウ科 リシマキア属
別名
ヌムラリア、ゴールデンクリーピングジェニ-
開花時期
5月~6月
花色・大きさ・花形
黄色・小輪咲き(2cm位)・一重咲き
最終樹高
地植え:0.1m ~ 0.2m 鉢植え:0.1m ~ 0.2m (耐寒性半常緑多年草)
最終葉張り
0.3m ~ 0.7m 匍匐性
栽培用途
庭植え、鉢植え、グランドカバー、ボーダー、ローズガーデン、カラーリーフ、土留め、ハンギング
成長の早さ
早い
植栽適地
日本全国
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:半日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い(-15度)、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない
芽吹き時期
3~4月

リシマキア ヌンムラリア オーレアの育て方


植え方・用土

日あたりから半日陰まで場所はあまり選びません。腐葉土や堆肥を良くすきこんだ土壌に植えてください。
鉢植えでは培養土和みで植えてください。植え付け時に緩効性化成肥料を少し与えるとよいです。
春と秋が植え付けの適期です。水管理に注意すれば年中植えることはできます。植えっぱなしにすると、混みすぎて生育が衰えるので、2年に1回くらいは株分けしてください。ほふくするヌンムラリアは株元が透けて見苦しくなりやすいので、毎年植え替えると美しく保てます。


水やり

植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。ひさしや木の下、風向きによって雨のかかりにくい所も同様で、土の中まで十分しみ込むようにたっぷりと与えます。 水やりの時間は、夏は朝のうちに、冬は午前中、昼前ぐらいがいいです。
鉢植えの場合、乾いたら与えるのが基本ですが、夏は乾かし気味に、休眠期は控えめに与えて多湿に注意するなど、成長に合わせた水加減が必要です。また、太平洋側では冬は意外に乾きます。


肥料のやり方

3月の前に化成肥料を与えます。土壌が肥沃であれば与えません。


病害虫の予防法

特に注意する病害虫はありません。


増やし方

3月~4月に株分けで簡単に増やせます。




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