● セントランサス ローゼンロットの品種の特徴

セントランサス ローゼンロットは、春~初夏にかけて濃いピンクの小花を房状に密集した花を咲かせます。 花には芳香があり切花としても人気のある品種です。株はドーム状にまとまり、見事に咲き揃います。性質は強健で育てやすいです。鮮やかな濃いピンク色がお庭を元気に彩ります。花の最盛期は初夏ですが、気候によっては秋までパラパラ咲きます。

セントランサスは50cm以上の花丈があるので、花壇の中間~後方に植えるのに向く草花です。和名をベニカノコソウ(紅鹿子草)とも言います。

学名
Centranthus ruber Rosenrot オミナエシ科 セントランサス属
別名
ベニカノコソウ(紅鹿子草)、ローゼンロート、ローゼンロット、レッドバレリアン、せんとらんさす
開花時期
5月~8月
花色・大きさ・花形
濃いピンク色
最終樹高
地植え:0.5m ~ 0.8m 鉢植え:0.5m ~ 0.8m (耐寒性落葉多年草)
最終葉張り
0.4m ~ 1m 
栽培用途
庭植え、鉢植え、グランドカバー、寄せ植え、ロックガーデン、ボーダー、ローズガーデン
植栽適地
北海道~九州
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた、土壌酸度:弱アルカリ性
耐寒性強い(-12度)、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない
花言葉
真実の愛情、親切

セントランサス ローゼンロットの育て方


植え方・用土

春と秋が植え付け適時ですが、根を傷めないようにすれば真夏と真冬を除く時期ならいつでも植え付け可能です。
セントランサスは50cm以上の花丈があるので、花壇の中間~後方に植えるのに向く草花です。生長すると株が大きくなるので隣の草花との間隔は広めに取りましょう。
セントランサスは暑さ寒さには強いですが、高温多湿を嫌います。乾燥した環境を好み、水はけがよい土を好みます。日当たりが良く風通しも良い場所が最適です。
鉢植えの場合は、培養土「和み」または赤玉土7:腐葉土3で混ぜたものがオススメです。
庭植えの場合は、弱アルカリ性を好むので、植え付け前に有機石灰などを事前にすきこんで土壌改良をしてから植え付けましょう。


水やり

セントランサスは乾燥を好むので、乾かし気味に管理することが大切です。鉢植えの場合は、「土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと」を目安に水やりをしましょう。
庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。


肥料のやり方

セントランサスは少なめの肥料でも問題なく育ちます。鉢植え、庭植えどちらの場合も、植え付け時に緩効性の肥料を元肥として与えます。


剪定方法

花が終わった花茎は、脇芽が出ている位置で切り戻します。
時期が早ければ、脇芽が伸びて再び花を咲かせます。
秋になり朝晩が冷え込むようになったら、株元の葉を残して切り戻して下さい。


その他栽培や性質の注意点

高温多湿が苦手で、日当たりが良く乾燥した環境を好みます。
育てる場所や水やりに注意しましょう。


病害虫の予防法

アブラムシが付くことがありますが、病害虫はほとんど発生しません。


増やし方

こぼれ種でも殖えます。




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