● レンゲショウマの品種の特徴

キンポウゲ科の宿根草で一属一草の日本固有の品種です。夏にほんのりと紫がかった白色の小花を咲かせます。1本の茎に数輪がまばらに咲きます。雄しべと雌しべを囲むように筒状に重なった中央の部分が花弁です。その周囲は萼です。たくさんの花が咲いて風に揺れる姿はとてもかわいらしいです。夏に神秘的で涼し気な花を咲かせます。開花時期はテレビのニュースなどで紹介されることも多いです。
日陰から半日陰を好み、直射日光は避けます。暑さに弱い面もありますので植え付ける際には高畝にして排水性のよい土壌を作るとよいです。

学名
Anemonopsis macrophylla キンポウゲ科 ヒヨドリバナ属
別名
森の妖精、森のシャンデリア
開花時期
7~8月頃
花色・大きさ・花形
白から紫・大輪咲き(3cm位)・筒状の花が房状に咲く
最終樹高
地植え:0.5m ~ 1m 鉢植え:0.5m ~ 1m (耐寒性落葉多年草)
最終葉張り
直立性
栽培用途
庭植え、鉢植え、グランドカバー、シェードガーデン、茶花
植栽適地
東北南部~九州
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:半日陰~日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い、耐暑性やや弱い、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
芽吹き時期
5月頃
花言葉
伝統美

レンゲショウマの育て方


植え方・用土

薄暗い場所でひっそりと自生する植物です。直射日光が当たらない半日蔭か夏は日陰で育ててください。暑すぎると花が咲いてこなくなります。
腐葉土や堆肥を良く漉き込んだ土に植えます。
鉢植えでは深めの鉢を利用し、培養土和みで植えます。
2年に1回、3月ごろに植え替えてください。


水やり

乾燥は苦手なので生育期は水切れに注意してください。日当たりが悪い場所で雨が当たる場所であれば水やりは不要ですが、乾くようでしたら与えます。
鉢植えの場合、乾いたら与えるのが基本です。春から秋の生育期は毎日与えてください。


肥料のやり方

肥料は多くは必要ありませんが、4月と9月中旬に固形の肥料を1回ずつ適量与えます。それに加えて4~5月と9~10月の間、月2回程度液体肥料を与えます。


病害虫の予防法

特に注意する病害虫はありませんが、アブラムシやヨトウムシがつくようです。薬剤散布で駆除しましょう。


増やし方

3~4月、10~11月に株分けで増やします。




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