



● ガウラ スパークリングホワイトの品種の特徴
ガウラ スパークリングホワイトは園芸品種でコンパクトにまとまります。花は白色で開花期が長くバラなどとも相性のよい花。花の寿命は3日程度ですが、花付きが良く、初夏から秋まで途切れることなく咲き続けます。花が散った後もガクが1ヶ月くらい楽しめます。実生系なので、花弁にちらちらとピンクが混じることがあります。
性質は強健で、暑さ寒さにも強く、放任でも良く咲いてくれます。植えっぱなしで何年も楽しめて、花がら摘みなどのメンテナンスも不要、根付いてしまえば水やりも必要ありません。
フラワーセレクション金賞受賞した品種です。
ガウラはアカバナ科の宿根草で北米大陸が原産。和名は蝶が飛んでいるように見ることから「白蝶草(はくちょうそう)」と呼ばれます。細い茎の先に咲く花は風にゆられて蝶が飛び回るような姿に見えます。
| 学名 |
| Gaura lindheimeri ‘Sparkle White’ アカバナ科 マツヨイグサ属 |
| 別名 |
| ハクチョウソウ、スパークルホワイト |
| 開花時期 |
| 5~11月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白・(4cm位) |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.3m ~ 0.6m 鉢植え:0.3m ~ 0.6m (耐寒性落葉多年草) |
| 最終葉張り |
| 0.3m ~ 0.6m 直立性 |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、花壇、寄せ植え、切花、フラワーアレンジメント、グランドカバー |
| 植栽適地 |
| 北海道~九州 |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性普通、 耐寒性強い(-15度)、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通 |
耐寒性多年草|ガウラ スパークルホワイトの育て方
植え方・用土
日あたりが6時間以上当たる場所で西日を避けた場所で育てます。砂礫質で通気性と排水性の良い土壌を好みます。直根性で深く根を張るので、耕土は深く耕し、地植えでは腐葉土を漉き込んで植えてください。
鉢植えでは培養土 和みで植えてください。用土を自作する場合は赤玉6割、腐葉土4割が良いです。
水やり
根付いてしまえば水やりは雨任せで大丈夫。
植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。ひさしや木の下、風向きによって雨のかかりにくい所も同様で、土の中まで十分しみ込むようにたっぷりと与えます。 水やりの時間は、夏は朝のうちに、冬は午前中、昼前ぐらいがいいです。
鉢植えの場合、乾いたら与えるのが基本ですが、夏は乾かし気味に、休眠期は控えめに与えて多湿に注意するなど、成長に合わせた水加減が必要です。また、太平洋側では冬は意外 に乾きます。
肥料のやり方
肥料はあまり与えません。多肥になると花付きが悪くなります。
春に緩効性肥料を与える程度で、追肥は不要です。
剪定方法
晩春から秋ごろまで茎を伸ばして花が咲き続けます。剪定しなくても伸びて咲き続けますが、春に一度切り戻しておくと、花数が増えて草丈も低く育ちます。花が咲かなくなった茎は枝分けした付け根で剪定して間引いてください。
夏の終わりに株全体を半分くらいに切り戻しておくと、草丈が低く抑えられ、茎や花数が増えて冬が始まるまで咲き続けてくれます。
冬は地上部が枯れて、地際に小さな葉が残ります。小さな葉を残して、それ以外は切り戻して置きます。
病害虫の予防法
風通しが悪いと斑点病や灰色かび病がつきます。
春はアブラムシがつくことがあります。春と梅雨前に殺菌殺虫消毒をして予防してください。
増やし方
挿し木や種で増えます。直根性なので株分けは枯れやすいです。




