

● サクラソウ 天覆輪の品種の特徴
人気の高い日本桜草で春に、花弁の外側は鮮やかなピンクで内側は純白というリバーシブルな花を咲かせます。夏遅くには休眠に入り、また春に咲き始めます。強健な性質で育てやすいです。
サクラソウの花色の幅は狭いのですが、花形の変化が多く、近年では八重咲きもあります。花の表と裏で色が異なる園芸品種も少なくありません。伝統園芸植物の一つで、江戸時代の元禄年間から栽培の記録が見られ、現在は300品種を超えるまでに至っています。
| 学名 |
| Primula sieboldii サクラソウ科 サクラソウ属 |
| 開花時期 |
| 4~5月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 外側:ピンク、内側:白・・一重 |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.1m ~ 0.2m 鉢植え:0.1m ~ 0.2m (耐寒性落葉多年草) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、地植え、花壇など |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性やや強い、耐暑性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:普通につく |
サクラソウ |天覆輪 3号ポット苗の育て方
植え方・用土
日当たりと水はけが良い肥沃な土壌を好みます。暑さには弱いため夏場は半日陰になる場所が望ましいです。寒さには強いですが、霜に当たると根が傷む恐れがありますので防寒対策をしましょう。雨が当たると茎が折れたり、花が痛んだりするため雨避けをしてあげたほうが良いです。植え付け・植え替えは冬の休眠期に行うが理想ですが、は夏の暑い季節を避ければ一年中可能です。
水やり
表土が乾いたら鉢底から流れ出てくるくらいたっぷりと行います。開花中は水切れに弱いため、特に水を切らさないように注意しましょう。水がかかると花が傷むため注意します。
夏の休眠期には、水きれが確認しにくいため近くに一年草などを混植し、水やりの目安としましょう。冬季の水やりは、土の凍結を避けるため午前中に行います。
肥料のやり方
花数が減ってきたり、葉の色が薄くなってきたりしたら、規定容量に沿って液体肥料を与えます。
病害虫の予防法
病気にはかかりにくいですが、ヨトウムシやネコブセンチュウ、アブラムシの被害にあうことがあります。見つけ次第捕殺するか、薬剤を散布します。
増やし方
株分け、種まき(5~6月・9~10月)、根伏せなど


