● バーベイン ハスタータブルーの品種の特徴

ハスタータ種の紫花。この品種は別名ブルーバーベイン、スワンプバーベナなどとも呼ばれます。

バーベインは北海道を除く、日本の野原や山地に自生する植物で、茎をツルのように密生させる様子からクマツヅラと呼ばれることもあります。ヨーロッパ原産のハーブで、古代から「魔法のハーブ」、「聖なるハーブ」とされ、祭壇を清めたり、お祓いなどには欠かせないハーブでした。
バーベインの花は、鮮やかな青系なのでサラダなどに散らすといいアクセントとなります。葉っぱは、サラダやハーブティーとしてもOK。その他には、お風呂の入浴剤としても利用できます。イチゴと相性の良いコンパニオンプランツです。

バーベナ、ハスタータ種の魅力は、燭台を連想させる様に花穂が何本も集まり咲く花姿と、スラリと伸びる背の高い草姿です。茎は最大150cm迄伸び、頂部で枝分かれして咲く穂状の花は下から上に向かい小花が少しづつ開花していきます。堂々とした立ち姿が魅力的な品種です。

学名
Verbena Officinalis クマツヅラ科 クマツヅラ属
別名
クマツヅラ、バーベナ、コモンバーベナ、バベンソウ、ホーリーウォート、ブルーバーベイン、スワンプバーベナ
開花時期
6~9月頃
花色・大きさ・花形
藤色・・※穂になって咲く
最終樹高
地植え:0.8m ~ 1.2m 鉢植え:0.8m ~ 1.2m (多年草)
最終葉張り
0.3m ~ 0.5m 
栽培用途
庭植え、花壇、鉢植えなど
植栽適地
東北~沖縄(寒冷地では鉢植え栽培をおすすめします)
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや強い、
耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない

バーベイン(クマツヅラ)| ハスタータブルー ポット苗の育て方


植え方・用土

日当たりと水はけの良い、やや乾燥した場所を好みます。苗の植え付け適期は4~5月で、根が痛みやすいためほぐさないよう植え付けます。間隔は30cm程度空けましょう。種まきは3~4月・9~11月に。芽出しまで1ヶ月ほどかかるため、寄せ植えにするなら苗を買ったほうが簡単です。


水やり

やや乾燥気味に管理します。地植えの場合はよほどでなければ水やりしません。鉢植えの場合は鉢の土が乾いてからたっぷりと与えます。


肥料のやり方

5~7月の成育期には、2週間に1度程度土寄せと一緒に株元に緩行性肥料を与えましょう。


剪定方法

根の状態で越冬するため、落葉したら地際で剪定しておきます。


その他豆知識

バーベインの葉を利用するときは、若葉のうちに収穫します。ハーブティーに使う場合は、生葉ではなく日陰で乾燥させてから使用しましょう。


病害虫の予防法

病害虫は滅多につかない強健な品種ですが、稀にうどんこ病が発生することがありますので、その際は消毒を行ってください。


増やし方

種(こぼれ種でどんどん増えます)、株分け




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