


● デルフィニウム ダークブルーの品種の特徴
存在感が際立つ大型の宿根草です。
ボーダーの後方や玄関先に植えると、豪華で壮観な花穂がイングリッシュガーデンの雰囲気を演出します。
キンポウゲ科の宿根草で切花、花壇植えにと大変人気のある品種です。一番花が終わった後、株元から切り戻すことで二番花が楽しめます。
日当たりの良い場所を好みますが、低暖地では、西日の当たらない風通しの良い場所を好みます。
デルフィニウムは長い花穂が華やかなエラータム系と、きゃしゃな草姿に花をちらちらと咲かせるシネンセ系、さらに両者の中間的なタイプであるベラドンナ系が代表的です。野生種は、冷涼で、雪解け水が流れ込む高地の草原湿地に自生します。本来は宿根草であるものの、日本では高温多湿の夏を乗り切ることができずに枯れてしまうことが多く、園芸的には一年草として扱われています。
| 学名 |
| Delphonium magicfountain dark blue キンポウゲ科 デルフィニウム属 |
| 別名 |
| オオヒエンソウ、デルフィニューム |
| 開花時期 |
| 5~6月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 紫青・・八重咲き |
| 最終樹高 |
| 地植え:m ~ 1.2m 鉢植え:m ~ 1.2m (耐寒性落葉宿根草) |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、切り花、花壇、ローズガーデンなど |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
|
★★☆☆☆ やや難しい 日照条件:日なた、 耐寒性普通(-10度)、耐暑性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:やや弱い 害虫:普通につく |
| 花言葉 |
| 清明、高貴 |
デルフィニューム “ダークブルー”の育て方
植え方・用土
日当たりと風通しがよく、水はけのよい病気の出ていない清潔な土壌で育てます。秋や3月頃が植え付け適期ですが、真夏以外は植え付け可能です。やや直根性なので、植え付け時は根を傷めないよう注意します。株間はエラータム系の場合30cm程度、シネンセ系の場合は20cm程度開けましょう。
春に花茎が伸び始めるますが、中空であるため風で折れやすいので支柱を立てて誘引をするといいです。
水やり
地植えの場合はほとんど不要ありません。鉢植えの場合は、表土がよく乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。
肥料のやり方
用土にはあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきます。その後、3月になって葉が展開し始めたら、液体肥料や固形肥料などで追肥を施します。
剪定方法
一番花が終わりかけたころ、花茎を株元で切り戻すと、6月から二番花を楽しむことができます。
その他豆知識
暖地での夏越しはあまり期待できませんが、風通しのよい木陰などで水やりを控えめにすると、夏越しするものもあります。寒冷地では急激な地温の変化を避けるため、冬はマルチングを行うとよいでしょう。
増やし方
タネまき(花後乾燥させ、秋まで冷蔵庫に入れて保存します)



