● マルバ モスカータ アルバの品種の特徴
アオイ科の宿根草で和名を「ジャコウアオイ」といいます。初夏から秋にかけて純白の花を咲かせます。花弁は薄く、清楚な印象を与える花です。
葉は細く草丈は50cmとアオイ科の中では小型の品種です。葉にほのかな麝香(ムスク)の香りがします。
学名 |
Malva moschata “alba” アオイ科 マルバ属 |
別名 |
ムスクマロウホワイト、ジャコウアオイ |
開花時期 |
6~9月頃 |
花色・大きさ・花形 |
白 |
香りの強さ |
微香 ジャコウ、ムスク |
最終樹高 |
地植え:0.5m 鉢植え:0.5m (耐寒性落葉多年草) |
栽培用途 |
地植え、鉢植え、切り花 |
育てやすさ |
★★★★☆ やや育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性やや強い(-10度)、耐暑性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:ほとんど出ない 害虫:普通 |
マルバ モスカータ アルバの育て方
植え方・用土
日当たりと風通し、水はけのよい場所が適しています。植えつけ場所や用土に、堆肥や腐葉土などの有機物を十分に加えて植えつけます。
水やり
庭植えの場合は、根が張った後はほとんど必要ありません。植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。鉢植えの場合は、鉢土の表面がよく乾いたらたっぷり水やりします。
肥料のやり方
元肥として緩効性化成肥料を控えめに施します。追肥として春と秋に緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を施します。
病害虫の予防法
春の生長期に葉や新芽にアブラムシが発生しやすいです。薬剤散布で駆除しましょう。数が少ないうちならつぶして退治します。日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。
増やし方
株分けや種まきで増やします。株分けは地上部が枯れた10月~11月頃に行いましょう。種まきは4月~6月か、9月に行います。直根性で移植を嫌うので、直まきかポットまきにし、本葉が3~4枚になったら定植します。