
● マルバ ファスティギアータの品種の特徴
アオイ科の宿根草で「マロウ」ともいいます。和名を「タチアオイ」といいます。
直立した花茎に淡いピンクの透き通るような花びらの花を、初夏から秋にかけて次から次へと咲かせます。日当りの良い乾燥気味の土壌を好みます。
| 学名 |
| Malva alcea var. fastigiata アオイ科 マルバ属 |
| 別名 |
| マロウ、タチアオイ |
| 開花時期 |
| 5月~10月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| ピンク |
| 香りの強さ |
| 微香 ジャコウ、ムスク |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.5m ~ 0.8m 鉢植え:0.5m ~ 0.8m (耐寒性落葉多年草) |
| 最終葉張り |
| 直立性 |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、切り花 |
| 成長の早さ |
| 早い |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性やや強い(-10度)、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:普通 |
マルバ
“ファスティギアータ”の育て方
植え方・用土
日当たりと風通し、水はけのよい場所が適しています。植えつけ場所や用土に、堆肥や腐葉土などの有機物を十分に加えて植えつけます。
水やり
庭植えの場合は、根が張った後はほとんど必要ありません。植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。鉢植えの場合は、鉢土の表面がよく乾いたらたっぷり水やりします。
肥料のやり方
元肥として緩効性化成肥料を控えめに施します。追肥として春と秋に緩効性肥料を置き肥するか、液体肥料を施します。
病害虫の予防法
春の生長期に葉や新芽にアブラムシが発生しやすいです。薬剤散布で駆除しましょう。数が少ないうちならつぶして退治します。日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。
増やし方
株分けや種まきで増やします。株分けは地上部が枯れた10月~11月頃に行いましょう。種まきは4月~6月か、9月に行います。直根性で移植を嫌うので、直まきかポットまきにし、本葉が3~4枚になったら定植します。




