アクイレギア ブラックバロー

アクイレギア ブラックバロー 1
アクイレギア ブラックバロー 青が強い花色になる場合があります。

● アクイレギア ブラックバローの品種の特徴

アクイレギア ブラックバローは、キンポウゲ科の宿根草で「西洋オダマキ」の八重咲き品種です。
初夏から夏にかけて黒紫茶~青褐色の個性的な色合いの花を咲かせます。花は形の整った剣弁八重咲きで切り花に向きます。高性種で、ボーダーや切花に向く魅力的な品種です。
こぼれ種でも増えます。種からの苗は花色の濃淡や花の形の変異が稀に発生します。咲いてくると表示している花の写真と異なる場合があります。ご了承の上、お買い求めください。
耐寒性・耐暑性が強く、半日陰でも栽培できます。花は大きく切り花としても使えます。日向から半日陰の水はけのよい場所を好みます。

アクレイギアは、別名西洋オダマキとも呼ばれています。オダマキの仲間は、もともと雑種ができやすく、極めて多彩な園芸種が存在しており、多くは品種名ではなく、色で判別する形で流通しています。
西洋オダマキは、日本原産のミヤマオダマキよりも丈夫で育てやすいです。

バローシリーズは、丈夫な花茎がしっかり立ち、たくさんの花を上げ、姿の美しさと性質の強健さを合わせ持った西洋オダマキです。

学名
Aquilegia vulgaris plena 'Black Barlow' キンポウゲ科 オダマキ属
別名
セイヨウオダマキ(西洋オダマキ)、八重オダマキ、コロンバイン、アキレギア、アキレジア
開花時期
5~6月
花色・大きさ・花形
黒に近い青褐色・(3cm位)・八重咲き
最終樹高
地植え:0.6m ~ 0.8m 鉢植え:0.6m ~ 0.8m (耐寒性落葉多年草)
最終葉張り
0.4m ~ 0.7m 
栽培用途
鉢植え、地植え、花壇など
植栽適地
日本全国
育てやすさ
★★★☆☆ 初心者におすすめ
日照条件:半日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い(-15度)、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通につく
花言葉
思い出の恋人、愚か、勝利の誓い

アクイレギア ブラックバローの育て方


植え方・用土

午前中は日なた、午後は明るい日陰になる場所で栽培します。7月から9月上旬の間は30~40%の遮光下に置いて葉焼けや高温障害を防ぎます。冬は北風が当たらないような場所に置きます。庭植えにする場合は、10~20cm盛り土した上に植えます。
毎年、または1年おきに行います。適期は芽が出る直前の2月から3月の上旬です。実生苗は成長に合わせて時期を問わず植え替え(鉢増し)を行います。その際、太いゴボウ状の根は傷つけないように注意しましょう。


水やり

表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合は、晴天が続いて乾燥していないかぎり必要ありません。


肥料のやり方

植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、4号鉢で三つまみ施します。3月から9月は、週1回、液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。


花芽の付き方

アクレイギアは、寒さに当てないと花芽がつきません。


その他豆知識

花がら摘み・花茎切り:タネをとる目的がないなら、大部分の花が咲き終わった段階で花茎を切り取ります。どこで切っても問題ありませんが、根元の葉は残しておきましょう。


病害虫の予防法

梅雨の時期に、うどんこ病が発生しやすいです。梅雨前に消毒や風通しを良くしておくなど対策を行います。それでもかかってしまった時は、病気の葉は全て取り除きます。
ヨトウムシは夜間に現れ、葉や若い蕾を暴食します。5月前後と9月前後の春秋2回を中心に発生し、温暖な地域では1年中発生する場合があります。ハダニは暑くなる夏を中心に発生し、葉が白くかすれたようになります。


増やし方

株分け、タネまき(6月から7月に採取したタネを、冷蔵庫で保管して翌年の2~3月上旬にまきます。こぼれ種でもたくさん増えます)




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事