

● キューバンオレガノ ミントリーフの品種の特徴
「ミントリーフ」は白斑入りのキューバオレガノです。キューバオレガノにはアロマティカス、プレクトランサスなどの別名があります。
「キューバンオレガノ」は多肉植物を思わせる丸く厚みのある葉を持ちます。実際に多肉に分類されることもあり、乾燥気味を好みます。葉に触れるとミントに似た爽やかな香りのするのでハーブとしても利用されています。ミントの香りでストレス発散にぴったり。
香りがよく、ハーブティーなどにも使われ、また虫除けの効果があると期待されている人気の植物です。ゴキブリが嫌がる匂いで、ゴキブリの回避用に利用できると話題です。店長も自宅玄関の入口近くにアロマティカスをそっと配置しました。(ゴキブリの侵入経路は玄関、窓、ベランダ、排水口・排水管、換気扇、エアコンの排水用ホースやスリーブ穴、宅配などの段ボールなどだそうです。)
寒さと過湿に弱いので鉢植えで育てるか、外に植えるなら水はけのよい場所で、一年草扱いで楽しんでください。

| 学名 |
| Coleus amboinicus シソ科 コリウス属 |
| 別名 |
| アロマティカス、キューバンオレガノ、スープミント、プレクトランサス・アンボイニクス、アロマチクス |
| 開花時期 |
| 6月~7月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白色 |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.2m ~ 0.5m 鉢植え:0.2m ~ 0.5m (非耐寒性常緑多年草) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、庭植え、寄せ植え、花壇、切り花、グランドカバー、ボーダーなど |
| 成長の早さ |
| 早い |
| 植栽適地 |
| 日本全国(鉢植え栽培) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや弱い、 耐寒性弱い(10度)、耐暑性普通、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 友情、沈静 |
プレクトランサス| ミントリーフ ポット苗の育て方
植え方・用土
夏以外は日当たり、風通し、水はけの良い場所で育てます。日照不足気味の場所では枝が間のびして、下葉が落ちた株姿になりやすいです。
日本の高温多湿の環境は苦手なので、強い直射を避け真夏は少し涼しい半日陰に移動した方が安心です。水はけの良い土がいいので培養土和みなどがおすすめ。寒さに弱いため気温が10度以下に下がる場合は暖かな室内に移動させてください。梅雨などの長期間雨にあたる状態も避けます。雨が続く場合は軒下に移動させてあげましょう。
生長が早いので年に1回、4月中旬~9月に植え替えをしてください。
水やり
乾燥を好みますので、水の与えすぎに注意してください。鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。受け皿に水がたまった状態は避けます。
肥料のやり方
基本的にあまり肥料は必要ありません。室内で葉色が悪くなったら日に当ててください。もし与える場合は花後の9月に少しだけ薄めの液肥を与えます。(多肥になると香りが弱くなります)
剪定方法
梅雨が来る前に一度、収穫を兼ねて3分の1ほどに切り詰めます。
夏の込み合う時期には、過湿にならないよう地際から切って、透かし剪定を行っていきます。茎が伸びすぎた株を仕立て直す場合は、4月中旬~8月に地際の葉を残して切り戻します。葉を残さないと枯れこむことがあります。
病害虫の予防法
病気や害虫は心配ありません。風通しが悪いとカイガラムシがつくことがあります。歯ブラシなどでこすり落とし、混みあう部分をすかして風通しを良くしてください。
増やし方
挿し木で簡単に増えますので、不格好に間延びした株は挿し木で株の更新をするとよいです。茎を10cmくらい切り、下葉を取ってさし穂とします。赤玉土小粒などの清潔な用土にさし、明るい日陰で乾かさないように管理します。




