● モリンガ ステノペタラの品種の特徴

「モリンガ・ステノペタラ」はポピュラーなモリンガ・オレイフェラ同じように、葉や種子、若い鞘、花などほぼ全ての部分を食べることができます。ビタミン・ミネラルに加えタンパク質含有量も非常に高く、現地では薬用にもされています。葉っぱが大きめで肉厚なので、食べではありますが味はオレイフェラのほうが美味しいようです。根かいが大きく育つので、根かい仕立てにし鑑賞用としても楽しめます。

「モリンガ」は、インド北西部のヒマラヤ山脈南麓を原産とし、熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されています。生育適温は20℃~30℃です。環境によって常緑性~落葉性です。生長がとても早く、わずか5cm程度の苗が1年で2m以上に生長することも。生長とともに上のほうの枝葉が茂って伸びる代わりに下葉が黄変して落葉します。鉢植えで根域制限と剪定で2mくらいで育てるとよいです。露地栽培では国内では1年草扱いが多いです。

学名
Moringa stenopetala ワサビノキ科 モリンガ属
別名
生命の木、奇跡の木、ミラクルツリー、ワサビノキ、アフリカンモリンガ
花色・大きさ・花形
黄色がかった白
最終樹高
地植え:6m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (高木)
栽培用途
鉢植え、畑、目隠し
成長の早さ
早い (200cm/年)
植栽適地
日本全国(原則、鉢植え栽培)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた、土壌酸度:中性
耐寒性普通(5度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

奇跡の樹 モリンガ|ステノペタラの育て方


植え方・用土

生育適温は20℃~30℃です。水はけの良い肥沃な用土を好みます。
寒さが心配な地域は鉢植え栽培をおすすめします。
温暖な地域でも室温が5℃以上になるように管理をお願いします。 用土は水はけの良い土を使い、日当りの良い場所で管理してください。
露地栽培では野菜同様に1年草扱いです。原産地では15~50cm間隔で列植します。


水やり

水遣りは用土が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。夏場は乾燥しやすいので水切れに注意します。朝夕2回の水遣りが必要かもしれません。冬は乾かし気味に管理します。2~3週間に1回の水遣りで十分です。


肥料のやり方

肥料は生育適温期(4~10月頃)は毎月1回施します。骨粉入り発行済み油粕などの有機質肥料や緩効性化成肥料を規定量与えます。与えすぎると葉や蔓ばかり茂るので注意します。


剪定方法

特に必要ありませんが放任すると巨大化しますので、1~2mで主幹を止めて育てます。露地栽培では国内では1年草扱いが多いです。


病害虫の予防法

あまり害虫の被害はありませんが、見つけ次第捕殺してあげてください。過度に農薬を蒔く必要はありません。




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