コショウ コショウ 2

● コショウ コショウの品種の特徴

「コショウ」は日本でも料理には欠かせない香辛料の1つで、「スパイスの王様」とも呼ばれています。つる性植物で挿し木で植えて3年ほどで結実し、その後長いものだと20年近く収穫し続けることができるそうです。黒コショウ・白コショウ・赤コショウ・青コショウと色々ありますが、すべて材料は一緒。収穫時期や加工方法で分類されています。耐寒性がないため露地栽培は無理です。温室で管理するか冬は室内で鉢植え管理するかの対策が必須。野生のものは雌雄異株のものが多いようですが、栽培品種は雌雄同株で両性花になるものも多いです。

学名
piper nigrum コショウ科 コショウ属
別名
ペッパー、胡椒
開花時期
6月~10月
花色・大きさ・花形
黄緑色
収穫時期
6月~8月
結果年数
3年
自家結実性
1本でなる
最終樹高
地植え:3m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (半耐寒性つる性)
栽培用途
花壇、庭植、鉢植え、プランター等
植栽適地
沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。)
育てやすさ
☆☆☆☆ 難しい
日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性
耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:普通につく

コショウ 胡椒 piper nigrum |ポット苗の育て方


植え方・用土

基本的に日当たりの良い場所を好みますが、強い直射日光にあたると葉焼けするため、半日陰の場所が最適です。※日光が不足すると花付きが悪くなることがあります。つる性でかなり大型になるので支柱やトレリスを用意し、しっかりと支えられるようにしましょう。土質はあまり選びませんが、水はけの良い土を好むため水はけが悪いようなら軽石やパーライトを混ぜ込みます。移植に弱いため植え付ける際は、根鉢を崩さないように慎重に。植え付け後はしっかりと水を与えて、根付きを助けます。
はっきり言って寒さに弱いので露地栽培は無理です。温室で温度管理するか、鉢植えで10度以下になる場合は室内に取り込んで温度(湿度も)管理が必要となります。


水やり

鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりを与えます。葉が多いため夏は水切れしやすいため要注意です。逆に冬は生育が止まるため乾燥気味に。表土が乾いてから数日たってから水やりするようにしましょう。多湿を好むため、夏の高温期などはしっかり葉水を与えます。


肥料のやり方

5~10月の生育期には、2ヶ月に1回程度緩効性化成肥料を与えます。窒素分を控え、リン酸・カリを多めにすると花付きが良くなります。


増やし方

挿木が一般的




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