


● ジンジャーリリー ジンジャーリリーの品種の特徴
「ジンジャーリリー」は切り花や花壇用に栽培され半耐寒性多年草で、夏の暑さに強く元気よく生育し、秋から冬にかけてに蝶のような形の真っ白で香りのよい花を咲かせます。一度咲き始めると霜が降りる頃まで次々に開花します。花が咲き終わったら摘み取ってドライフラワーとして楽しむこともできます。香水の原料にもなるほど香りが強く、香水だけではなくアロマオイルやキャンドル、エッセンシャルオイルやハーバル化粧品として幅広く利用されています。
| 学名 |
| Hedychium coronarium ショウガ科 シュクシャ属 |
| 別名 |
| 花縮砂(ハナシュクシャ)、ホワイトバタフライジンジャー、ホワイトジンジャー |
| 開花時期 |
| 9~11月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白 |
| 最終樹高 |
| 地植え:m ~ 1m 鉢植え:m ~ 1m (耐寒性球根) |
| 栽培用途 |
| 庭植え・花壇・プランター・鉢植え・切花 |
| 植栽適地 |
| 関東以西~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~日陰、土壌酸度:弱酸性 耐寒性普通、耐暑性強い、耐乾性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 平和 |
ジンジャーリリー |ポット苗の育て方
植え方・用土
有機質に富んだ肥沃で水はけと水持ちの良い土壌を好みます。日当たりを好みますが、あまり強い直射日光の当らない日向で育てると、葉焼けや生育の衰えの心配がありません。大型になるので、地植えにする場合は、株間を80~100cmあけて、10cmの深さに植えてください。(耕土は深さ40~50cmが理想です)鉢植えの場合は大きめの鉢(最低でも6号鉢以上)に。暖地ですと、植えたままで数年は楽しめます。年々株が増えますが、株元が混み合ってきたら秋または春先に株分けしてください。鉢植えの場合は毎年植替えをし、根を整理します。
水やり
地植えの場合はよほど乾燥する場合以外は水やりはいりません。鉢植えの場合は鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。冬は地上部が枯れ(寒冷地では)休眠期に入りますので、乾燥気味に管理します。
肥料のやり方
多肥を好みます。5~10月の生育期には窒素・リン・カリが含まれる肥料を規定量より3~5割ほど多めに施します。
その他豆知識
寒冷地では冬は地上部が枯れますので、鉢植えのものは室内に取り込んで冬越しさせます。地植えの場合は地上部を刈り取り、凍結させないように地面に厚く腐葉土などをかぶせて冬越しさせてください。
増やし方
挿木、根伏せ




