

● 夜来香 イエライシャンの品種の特徴
「夜来香(イエライシャンと読み、ヤライコウとは読みません。)」は夏に強い香りを放つ黄色の小花を咲かせます。特に夜から早朝にかけて甘く濃厚な香りが楽しめます。
以前はガガイモ科に分類されていましたが、見直されて現在はキョウチクトウ科となっています。
| 学名 |
| Telosma cordata キョウチクトウ科 テロスマ属 |
| 別名 |
| イェライシャン、ナイトジャスミン |
| 開花時期 |
| 8月~10月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄色 |
| 香りの強さ |
| 強香 |
| 収穫時期 |
| 6月~8月 |
| 最終樹高 |
| 地植え:3m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (非耐寒性常緑つる性) |
| 栽培用途 |
| 花壇、庭植、鉢植え、プランター等 |
| 植栽適地 |
| 沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性 耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:普通につく |
| 花言葉 |
| 危険な快楽、魅惑的、高貴な心 |
夜来香 (イエライシャン) ポット苗の育て方
植え方・用土
日あたりを好みますが、夏の高温期に葉焼けするようなら半日陰に移動させます。土壌は特に選ばないため一般的な培養土で大丈夫。生育旺盛で鉢植えの場合は毎年植替えが必要ですが、移植に弱いため根を崩さないよう鉢増しします。耐寒性はないため、冬は暖かな室内へ。10度以下で枯れる恐れがあるため鉢植えで管理し、冬は室内で加温管理するのが無難です。つる性なので必要に応じて支柱を立ててください。
水やり
鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりを与えます。葉が多いため夏は水切れしやすいため要注意です。逆に冬は生育が止まるため乾燥気味に。表土が乾いてから数日たってから水やりするようにしましょう。
肥料のやり方
5~10月の生育期には、2ヶ月に1回程度緩効性化成肥料を与えます。窒素分を控え、リン酸・カリを多めにすると花付きが良くなります。
病害虫の予防法
風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあります。
増やし方
種、挿木




