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ウコギ ヒメウコギ(姫五加木)  1

ウコギ ヒメウコギ(姫五加木)  2

ウコギ ヒメウコギ(姫五加木)  1

● ウコギ ヒメウコギ(姫五加木)の品種の特徴

ヒメウコギは中国原産で、古い時代に渡来した落葉低木です。
古くから樹皮は五加皮(ウカピー)と呼ばれ、 薬理作用として利用されています。雌雄異株ですが日本にあるほとんどが雌木です。5~6月頃に黄緑色の小花が咲きます。果実は球形で、熟すと黒くなります。春から初夏に芽吹く新芽が美味しく、山菜として食用されます。
鋭いトゲがあるので注意が必要ですが、防犯の生垣として利用されています。 食用を兼ねた生垣として、 山形県米沢市では現在もウコギを使った料理が受け継がれているそうです。

「ウコギ」がさす範囲は広く、山ウコギ、ヒメウコギ、岡ウコギ、エゾウコギを始め、たらの芽やコシアブラまでもこちらに分類されます。トゲがあるので防犯用の生垣としても利用できます。
ウコギと呼ばれる系統の見分け方は次のようになります。
【ヤマウコギ】小葉は鋸歯目立たずほぼ同大、棘太い、散形花序1個で黄緑色。
【ヒメウコギ】小葉は粗鋸歯あり頂大、棘太い、散形花序1個で白色。
【オカウコギ】小葉は上半部に鋸歯あり頂大、棘太い、散形花序1個で黄緑色。
【エゾウコギ】小葉は鋭鋸歯あり頂大、棘細長い、散形花序数個で淡黄白色。

学名
Acanthopanax sieboldianus ウコギ科 ウコギ属
別名
姫五加木、ムコギ、ウーコ
開花時期
初夏
花色・大きさ・花形
不明
最終樹高
地植え:1.5m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木)
栽培用途
生垣、庭植え、鉢植え など
植栽適地
関東~九州
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、
耐寒性強い、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:やや強い 害虫:普通につく
トゲの大きさ
あり

ウコギの育て方


植え方・用土

日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。土質を選ばない丈夫な木ですが、堆肥をよくすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。耐寒性も強く丈夫で栽培は容易です。


水やり

ウコギの土の表面が乾燥していたら、たっぷりと水やりをします。夏は暑さにより土が乾きやすいので、水切れしないよう注意しましょう。冬は成長が緩やかになるため、水やりは控えめにします。土の表面が乾いてから3~4日後に水やりをするようにしましょう。


肥料のやり方

2月頃に緩効性化成肥料を、株元にパラパラとまき散らします。緩効性肥料は、成分がゆっくりと土に浸透していき、2ヶ月程度効果が持続する肥料です。そのため、冬に施肥しておくと新芽の促進などが期待できます。ただし、ウコギは多くの肥料を与えなくても、春から夏にかけてよく育ちます。葉色が悪いときには、7月頃に追肥をするとよいでしょう。


剪定方法

収穫の完了する6月頃に生垣にするなら剪定します。
トゲがあるので剪定には十分注意が必要です。 生垣の場合は強めに刈り込み、側芽の発生を促します。


その他豆知識

ウコギは、4月~6月頃に伸びてきた若葉を摘み取って、料理に使うことができます。


増やし方

挿し木




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