● レモンバーベナ レモンバーベナの品種の特徴
ハーブティーの女王と呼ばれています。クセがないので、ハーブ初心者にもオススメの品種。葉はハーブティーに使用しますが、生葉でも乾燥葉どちらでも利用できます。
香水の木とも言われ葉にレモンの香りがあります。明るいライムグリーンの葉がお庭を明るく演出してくれます。
レモンバーベナは落葉低木なので、冬から春は葉が落葉します。株が大きくなるにつれ木質化していきます。
学名 |
Aloysia triphylla クマツヅラ科 イワダレソウ属 |
別名 |
コウスイボク、ベルベーヌ、ボウシュウボク |
開花時期 |
8~9月 |
花色・大きさ・花形 |
白色 |
最終樹高 |
地植え:0.6m ~ 3m 鉢植え:0.6m ~ 2m (落葉低木) |
栽培用途 |
鉢植え、庭植え、寄せ植え、グランドカバー、ボーダー、花壇、切り花など |
植栽適地 |
関東~沖縄 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、 耐寒性弱い(-5度)、耐暑性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:やや強い 害虫:ほとんど出ない |
芽吹き時期 |
5月 |
花言葉 |
忍耐、魅力、寛大、広い心 |
レモンバーベナ|ポット苗の育て方
植え方・用土
日当たりが良く、風通しと水はけの良い場所を好みます。極端な乾燥には弱いため、真夏の直射日光が当たる場所は避けます。北海道や東北などの寒冷地は戸外での越冬が難しいため、鉢植えで管理し、冬の間は暖かな室内で管理しましょう。
水やり
土が乾いたらたっぷりと与えます。乾燥を嫌うため、水切れしないよう注意します。特に、夏の高温期はハダニが発生しやすいので、早朝にたっっぷりと葉水を与えます。
肥料のやり方
地植えの場合は、植え付け時に元肥として有機肥料をすき込みます。鉢植えで管理する場合は、初夏に有機肥料を追肥しましょう。
剪定方法
初夏以降の生育が非常に早いため、苗が若いうちはこまめに摘心をし、脇芽の分化を促進します。枝が込み合うと、風通しが悪くなるため込み合う枝は適宜取り除きます。
病害虫の予防法
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方
挿し木