● ステビア ステビアの品種の特徴
砂糖の200~300倍の甘みがあり、低カロリーの甘味料です。 乾燥したステビアをハーブティーなどに砂糖の代わりに利用できます。
生葉のままですと苦味と生臭さがあるのでご利用の場合は乾燥させて苦味と生臭が抜けた物を使うと美味しく頂けます。収穫は茎や葉を年に2~3回刈り取って乾燥保存すると重宝します。
紅茶やコーヒー、ハーブティーなどに葉を2~3枚入れて、ほんのりした甘さを楽しんだりできます。
近年は、「ステビア栽培」なるものが注目されており、果樹や野菜と一緒に植えると、食味が良くなる・甘くなるとの調査結果も出ています。ステビアの成分が土壌改良に有効に働くことで食味が上がるとされ、混植よりも堆肥化して使用することでより効果が期待できます。粉末状にしたステビアを肥料として販売しているところもあるようです。
学名 |
Stebia rebaudiana キク科 ステビア属 |
別名 |
アマハステビア |
開花時期 |
8~9月 |
花色・大きさ・花形 |
白・・一重咲き |
最終樹高 |
地植え:0.5m ~ 1m 鉢植え:0.5m ~ 1m (落葉多年草) |
栽培用途 |
鉢植え、庭植え、寄せ植え、花壇、切り花、グランドカバー、ボーダーなど |
植栽適地 |
関東以南 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:半日陰、 耐寒性強い(0度)、耐暑性やや弱い、耐乾性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:普通につく 害虫:普通につく |
花言葉 |
生きる |
ステビア|ポット苗の育て方
植え方・用土
日当たりの良い、湿り気のある土壌で育てましょう。30度を越すと暑さで弱ることがあるため風通しの良いところに植え付けします。寒さにも比較的強いのですが、0度以下を下回るようなら鉢植えで管理するか、株元をワラなどで覆う防寒対策を行います。
地植えでは草丈が高くなるので40cm間隔くらいで植えてください。
水やり
鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えは根付いてしまえが特に水やりする必要はありません。冬は地上部が枯れ休眠状態になるため、鉢植えも乾燥気味に管理します。
肥料のやり方
肥料は植え付けるときに、あらかじめゆっくりと効く粒状の肥料を土に混ぜ込んでおきます。その後、春から秋の間は2~3ヶ月に1回、追加として油かすなどの固形肥料を少量与えます。
剪定方法
春に20cmほど葉が伸びたら手で摘心します。こうすることで、脇芽が増え収穫量が増えます。
病害虫の予防法
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方
挿し芽、種まき、株分け