

● アデナンサス カニングハーミルブッシュの品種の特徴
アデナンサス「カニングハーミルブッシュ」は、シルバーグリーンの葉が魅力的なオーストラリアのネイティブプランツです。秋になって葉が紅葉してくるのも美しい。チューブ状のパープルレッドの花がよく咲きます。
「アデナンサス(アデナントス)」は、オーストラリア原産の低木樹でバンクシアと同じヤマモガシ科の植物です。この科には珍しく花は集まって咲くのではなく単独で開花するためちょっと控え目な印象もあります。
| 学名 |
| Adenanthos cunning hamill bush ヤマモガシ科 アデナントス属 |
| 別名 |
| クニングハーミルブッシュ |
| 花色・大きさ・花形 |
| パープルレッド・・チューブ状 |
| 最終樹高 |
| 地植え:m ~ 4m 鉢植え:m ~ 2m (常緑低木) |
| 最終葉張り |
| 3m ~ 4m |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、地植え、寄せ植え、ドライガーデン、切り花など |
| 成長の早さ |
| 遅い |
| 植栽適地 |
| 関東以南~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性やや強い(-5度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
アデナントス| カニングバーミルブッシュ 鉢苗の育て方
植え方・用土
日当たり、風通し、水はけがよく、冬に北風が当たらない場所に植え付けましょう。過湿に弱いため軽石をしっかり入れ、水はけをよくするのがポイントです。風に弱いので支柱を必ず立てます。鉢植えの場合は鉢が根が詰まってきたらひとまわり大きな鉢に植え替えをします。関東より寒い地域では鉢植え管理をし、寒い時期に霜に当てないよう注意します。霜や凍結のリスクがある地域では、鉢植えでの管理がおすすめです。
やや酸性土壌を好みます。地植えではピートモスと堆肥極みをよく混ぜて土壌改良をします。鉢植えではブルーベリーの土で植えてください。
寒冷地では冬の植え付けを避け、春または秋の暖かい時期に行ってください。
水やり
比較的乾燥を好むので、土の表面が十分に乾いてから水やりを行います。湿りすぎると根ぐされを起こしやすいので気をつけましょう。一方、意外と水切れ耐性はないため、鉢植えの場合は乾燥させすぎないことも大切です。
肥料のやり方
肥料は春と秋に与えます。
剪定方法
伸ばし放題にして育てていると花芽がつきにくいことが多いので、1年に数回剪定をしていきます。剪定をすることによって、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
病害虫の予防法
目立った病害虫の害はありません。風通しの悪い環境ではカビや根腐れに注意が必要です。
増やし方
挿し木、種(ものすごく硬いため軽く炒ったり、熱湯に浸すなどの処理が必要)




