

● シーグレープ シーグレープの品種の特徴
「 シーグレープ」はフロリダ州南部の庭園で人気のある観賞植物です。耐寒温度は15度と耐寒性はありませんが、樹液は皮の染色やなめしに、木材は家具の製造や薪、木炭の製造に、果実は生のまま食べたり、ジェリーやジャムを作ったり、発酵させてワインを作ったりと現地では利用価値の高い植物です。
耐寒性がないため日本ではほとんど開花の実績もないようです。雌雄異株で一本ではなりません。販売している苗の雌雄は不明です。
| 学名 |
| Coccoloba uvifera タデ科 ココロバ属 |
| 別名 |
| 浜辺葡萄(ハマベブドウ) |
| 収穫時期 |
| 晩夏 |
| 自家結実性 |
| 一本でならない(雌雄異株) |
| 最終樹高 |
| 地植え:2m ~ 5m (針葉樹) |
| 最終葉張り |
| 半球形 |
| 栽培用途 |
| グランドカバー、ボーダー、花壇、コニファーガーデン、シンボルツリー、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場 |
| 成長の早さ |
| 早い |
| 植栽適地 |
| 関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた~半日陰、 耐寒性やや弱い(15度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通につく |
シーグレープ|ポット苗の育て方
植え方・用土
根腐れを起こしにくいよう水はけのよい土壌に植えつけます。市販の観葉植物用の土がおすすめ。配合土の場合は赤玉土5:腐葉土3:川砂1:軽石1の割合がおすすめです。
根が詰まると生育が悪くなるので2~3年に一度植替えをしてあげましょう。
水やり
土の表面がしっかり乾いたら鉢全体に水がいきわたるようにしっかりと水を与えます。美しい葉を楽しむためには葉が乾燥しすぎないよう適宜葉水を与えることが大切です。
肥料のやり方
肥料を与える時期は4~6月と9~10月の生育期です。置き肥の緩効性化成肥料と液体肥料を平行して使用するとより生育が良くなります。
剪定方法
主幹を切詰めるなどの大きな剪定は春か秋に。込み合った枝を間引く程度の軽い剪定ならいつ行っても大丈夫です。




