

● パーセノシッサス シュガーバインの品種の特徴
「シュガーバイン」はオランダで作出されたとされる詳細不明な交雑種ですが、小型で濃い緑色の葉が美しい品種です。店先で出回る品種はほとんどがこちらです。小葉なので小さくまとめても良いですし、長く伸ばしてハンギングとしても楽しめます。
1年を通じて非常に育てやすく、耐寒性もあります。霜が当たらない場所であれば0度以上で越冬します。
シュガーバインの花は日光と温度が好条件にそろわなくては咲かないので、花を咲かせるのを目標にしている人もいます。
| 学名 |
| Parthennocissus sugarvine ブドウ科 パルテノキッスス属 |
| 開花時期 |
| 4月~6月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄緑 |
| 収穫時期 |
| 9~11月 |
| 最終樹高 |
| 地植え:10m ~ 20m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑多年草) |
| 最終葉張り |
| つる性 |
| 栽培用途 |
| 観葉植物、鉢植え、庭植え、パーゴラ、フェンス仕立てなど |
| 植栽適地 |
| 南関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや強い、 耐寒性普通(0度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| すこやか |
パーセノシッサス|シュガーパイン ポット苗の育て方
植え方・用土
基本的に移植や植え付けは年中可能ですが、オススメは4月~10月頃(7,8月の真夏を除く)です。日なた~半日陰で育ちますが、あまり暗すぎると徒長してしまいます。30度以上の環境では、葉が落ちることがあります。夏は涼しい屋内で育てるようにしましょう。夏は半日陰に移動させてあげたほうが葉が傷みにくいです。
環境変化にストレスを受けやすいので、屋内と屋外を頻繁に移動させるのは避けましょう。
植え替え適期は5~6月です。水はけのよい培養土和みに植えてください。
水やり
湿り気のある土壌を好みますが、過湿も嫌います。水は土の表面が乾いたらたっぷりと。あまり乾燥させすぎないように管理します。
肥料のやり方
肥料はあまり必要ありません。よりキレイな葉色にするには初夏から秋の生育期に緩効性肥料を少し与えます。
剪定方法
つるが伸びて形が崩れてきたら刈り込みをしてあげて下さい。剪定は年中できます。梅雨の多湿時には茎が蒸れて腐るような症状が見られることがあります。その場合は茎のつけ根から切り取って拡大を防いでください。
病害虫の予防法
病害虫はほとんど見られません。葉がかすれたように、白い点が現れたらハダニが発生している可能性があります。放っておくと葉の全体に症状が拡がり、枯れてしまいます。ハダニは高温乾燥した環境を好み、水に弱いです。葉の表裏にしっかり水をかけると予防できます。




