



● ブラックサポテ バーニッカの品種の特徴
「バーニッカ」は大玉で濃厚な甘さを楽しめる、オーストラリアで高く評価されるブラックサポテの優良品種です。
豊産性で種が少ない品種です。1本で結実した栽培例もありますが、ブラックサポテには自家不和合性を示す系統があるため、確実な結実を目的とする場合は別品種を近くに植えることをおすすめします。
ブラックサポテは、メキシコ南部からグアテマラにかけて原産のカキノキ科の果樹で、「チョコレートプディングフルーツ」の名でも知られています。完熟すると果肉は黒褐色のクリーム状となり、チョコレートムースのようななめらかな食感を楽しめるユニークな熱帯果樹です。
「バーニッカー」は、オーストラリアで選抜・普及された人気品種で、果実の大きさと優れた食味が特徴です。果実は丸くボリュームがあり、完熟すると果肉はとてもなめらかで、濃厚な甘さとコクのある風味を楽しめます。クセが少なく食べやすいため、ブラックサポテを初めて味わう方にもおすすめできる品種です。
果肉はスプーンですくってそのまま生食するのはもちろん、ヨーグルトや牛乳と合わせてスムージーにしたり、アイスクリームやムース、ケーキなどのデザートに利用したりと、さまざまな楽しみ方ができます。チョコレートを使わずに濃厚なデザートが作れることから、海外では健康志向のフルーツとしても人気があります。
樹勢は旺盛で、美しい濃緑色の葉を一年中楽しめる常緑果樹です。耐暑性は非常に高く、日本の暖地でも元気に育ちます。日当たりと水はけの良い場所を好み、生育期には十分な水と肥料を与えることで順調に成長します。
耐寒性は熱帯果樹の中では比較的高く、短時間であれば-2℃前後まで耐えることがありますが、霜には弱いため、冬季は5℃以上を目安に管理してください。暖地では庭植えも可能ですが、寒冷地では鉢植えで育て、冬は室内や温室へ取り込むことで長く栽培を楽しめます。
「バーニッカー」は、自家結実性が高く、一本でも比較的安定して実を付けやすいことから、家庭栽培にも適した優良品種として知られています。また、豊産性にも優れ、栽培環境が整えば毎年たくさんの果実を収穫できる点も大きな魅力です。
濃厚でなめらかな果肉、大玉で見応えのある果実、そして育てやすさを兼ね備えたブラックサポテ 'バーニッカー'。珍しい熱帯果樹を育てたい方はもちろん、自宅で「チョコレートプディングフルーツ」を味わってみたい方にもおすすめの一品です。
「ブラックサポテ」はパパイアのような食感とチョコレートプリンのような味がします。果皮は緑色、果肉は柔らかくヌルっとした感じではなくクリーミーな舌触りです。ビタミンCも豊富でオレンジの4倍以上も含まれており、カルシウムとリンなどの栄養素を含むヘルシーな果物です。メキシコ原産の常緑樹で、耐寒性は弱いものの愛知県で軒下越冬します。幼木期や寒波襲来時は屋内で育ててください。
| 学名 |
| Diospyros nigra カキノキ科 カキノキ属 |
| 別名 |
| チョコレートプリンフルーツ、チョコレートガキ |
| 開花時期 |
| 4月~6月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白・(3cm位) |
| 香りの強さ |
| 中香 |
| 収穫時期 |
| 9~11月 |
| 果実の大きさ |
| 豊産性あり |
| 果実の用途 |
| 生食、ペースト |
| 結果年数 |
| 2~4年 |
| 自家結実性 |
| (1本で結実した栽培例もありますが、ブラックサポテには自家不和合性を示す系統があるため、確実な結実を目的とする場合は別品種を近くに植えることをおすすめします。) |
| 最終樹高 |
| 地植え:1m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木) |
| 最終葉張り |
| 2m ~ 10m |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、庭植え、目隠し、街路樹 |
| 成長の早さ |
| 樹勢は普通 (40cm/年) |
| 植栽適地 |
| 関東地方~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、土壌酸度:中性 豊産性あり、耐寒性弱い(5度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
ブラックサポテ|バーニッカ ポット苗の育て方
植え方・用土
土質を選ばず瘦せ地にも強いので、水はけ・日あたりの良い土壌ならどこでも育ちます。鉢植えでも大丈夫です。花ひろば培養土「和み」にパーライトを少しすきこんだ土に浅めに植え付けします。耐寒性はないため、寒冷地では防寒対策が必要です。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。真夏は乾きやすいので、回数を多めにしてください。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
肥料が切れると葉色が薄くなります。
剪定方法
基本的に不要です。気になる場合は暖かい時期に行います。大きくなりすぎないよう、定期的に間引き剪定をし、枝を横に伸ばすように仕立てます。
その他豆知識
押せばへこむほど柔らかくなったら食べごろです。



