
● シオデ シオデ(山のアスパラ)の品種の特徴
シオデの営利栽培はあまり行われていません。というのも、株養成期間が長く、収穫量が低く短いためです。しかし、「山菜の女王」として人気のある山菜で、春に伸びてきた25cmほどの新芽を、おひたしや和え物でいただきます。
基本的に苗は出回っていないため、入手する際は生産者に分けてもらう必要があります。当店の苗も、直接生産者から直接入手しました!
雌雄異株であるため、雌株だけになりますが、秋に1cmほどの実がつきます。味は酸っぱいながら生食も可能なよう。大きく育つには半日陰の地植えが適しているため、庭の裏手に植えてもいいかもしれませんね。林や山を持っていたら、そこにたくさん植えましょう。春の楽しみが広がりますね。
| 学名 |
| Smilax riparia var.ussuriensis サルトリイバラ科 シオデ属 |
| 別名 |
| 牛尾菜、山のアスパラ、ヒデコ、ショデコ、ソデコ |
| 開花時期 |
| 5~7月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 淡黄緑色・極小輪咲き・線香花火のように放射状に咲く |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.7m ~ 0.9m (落葉多年草) |
| 最終葉張り |
| つる性 |
| 栽培用途 |
| 地植え、食用、畑、花壇 |
| 成長の早さ |
| 早い |
| 植栽適地 |
| 北海道~九州 |
| 育てやすさ |
|
★★★★★ やや難しい 日照条件:半日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い、耐暑性弱い、耐乾性弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通につく 害虫:普通につく |
| 花言葉 |
| 味わい深い |
シオデ|ポット苗の育て方
植え方・用土
水はけの良く豊かな土壌を好むため、堆肥や腐葉土などを多めにすき込んで植え付けを行います。また、林の中で自生する植物なので、過度な直射日光が当たる場所は避けましょう。特に株が若いうちは、遮光などを行い日光量を調節します。
定植は春に、畝幅120cm、株間20cmぐらいの間隔で、できるだけ根を切らないようにそっと植え付けます。大きく育ち、栽培期間も長いため地植えでの管理が良いでしょう。
水やり
地植えの場合はほぼ必要ありません。雨任せで大丈夫ですが、夏の乾燥を嫌うので、乾く場所であればこまめな水やりをしてください。
肥料のやり方
山菜は化学肥料を与えると肥料焼けを起こす場合が多いため、与えるなら有機肥料を少なめに施します。
剪定方法
基本的に、冬には地上部が枯れてなくなるため、剪定は行いません。
その他豆知識
植えつけてから収穫までは2~3年かかると言われています(ちなみに種から定植までも2~3年です)。非常に生育期間が長いんです。新芽の太さが5mm以上になったら収穫してもOKな目安で、25cmほどに伸ばした新芽を切り取っていただきましょう!
主枝から伸びる側枝も採取できますが、主枝と比べ品質が劣りますし、来年に向けた株の育成のためにも必要なものとなってきますので、とらずにそのままにしておきましょう。
病害虫の予防法
ハムシやアブラムシによるモザイク病にかかることがあります。
アブラムシ対策としては、アブラムシが嫌う反射光をシルバーポリマルチなどで作ります。ハムシは農薬を使用すると防除は簡単ですが、無農薬にこだわるなら手で毎日取り除きます。
いずれにせよ、葉が混み合い、風通しが悪くなると虫も付きやすくなるため、適宜葉を整理することも大切です。
増やし方
種、挿し木、株分け



