



● 行者にんにくの品種の特徴
北海道でよく採れ、俗に「アイヌネギ」として親しまれています。ニンニクに近い独特の風味を持つ葉茎を主に食用として用い、おひたしや酢の物、炒め物、天ぷら、漬物として楽しみます。
| 学名 |
| Allium victorialis subsp. platyphyllum ヒガンバナ科 ネギ属 |
| 別名 |
| ギョウジャニンニク、キトピロ、ヤマビル(山蒜)、ヤマニンニク、アイヌネギ、ラムソン、ワイルドガーリック、ベアラウフ、熊ネギ |
| 開花時期 |
| 5~6月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白色または淡紫色・・小さな花が集まって咲く |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.2m ~ 0.3m (宿根草) |
| 栽培用途 |
| 庭植え、畑 |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:半日陰、耐陰性強い、土壌酸度:中性 耐寒性強い、耐暑性やや弱い、耐乾性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない |
行者にんにく|ポット苗の育て方
植え方・用土
強い日差しや乾燥に弱いため、西日の当たらない明るい半日陰に植え付けます。水はけ・水もちの良い肥沃な土壌を好むため、畝仕立てで水はけを良くし、パーライトや腐葉土、完熟堆肥などを鋤きこみましょう。乾燥や水はね防止のためマルティングもオススメです。
植え付け時期は、0度にならない温暖地は10~12月、0度を下回るなら3月頃もしくは9~10月頃が適期です。株間は10~15cmぐらいとり、苗が2~3cmほど出るように覆土します。
水やり
行者ニンニクは、暑さに弱いため7~8月にはもう休眠期に入ります。翌年の春には、再び芽を出しますが、枯れている間も水やりは続けてください。
肥料のやり方
元肥をしっかり与えるだけで追肥はあまり必要ありません。葉の色が黄色くなってきた時に、追肥として液体肥料を与えます。
その他豆知識
定植してから3~5年後くらいに収穫が始まります。収穫時期は4月下旬~5月中旬頃です。株元を2~3cm残して切り取ります。すべて収穫すると成長が遅くなるので、来年も収穫するために、下葉2枚ほどカットせずに残しておきましょう。
増やし方
種まき、株分け




