秋田ぶき 秋田ぶき 2

● 秋田ぶき 秋田ぶきの品種の特徴

秋田ふきは、秋田県や北海道などで栽培されている大型のふきです。葉の大きさは、1~1.5mにもなり、傘のように大きいのが特徴です。
秋田県の郷土野菜の一つで、砂糖漬けや佃煮、漬物などの加工食品として活用されています。一般の市場には、生の形で出回ることがあまりありません。葉は灰汁が強すぎるため、主に茎の部分をあく抜きして食べます。加工前の秋田ぶきなら、きんぴらや天ぷら、炒め物などにも使えますよ。
かなり大きくなるため、場所を選びます。場所に余裕があるようなら、チャレンジして見るのも楽しいですね。
うまくいったら、傘のようにして遊べるかもしれません。

学名
Petasites japonicus subsp. giganteus キク科 フキ属
別名
エゾブキ、オオブキ
最終樹高
地植え:0.3m ~ 3m (多年草)
栽培用途
庭植え、畑
植栽適地
日本全国
育てやすさ
★★☆☆☆ 初心者には少し注意
日照条件:半日陰、土壌酸度:中性
耐寒性強い、耐暑性弱い、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:普通につく
芽吹き時期
4月中旬 *生育環境によります。

秋田ぶき|ポット苗の育て方


植え方・用土

寒冷地に適応しており暖かい地域で栽培はできても、あまり大きく成長しません。冷涼な気候と半日陰の湿った肥沃な土壌を好むため、大きく成長させるためには、堆肥や有機肥料をしっかりとすき込んだ柔らかな土に植え付けます。乾燥を嫌うため、株もとに藁などでマルチングするのも良いでしょう。


水やり

乾燥すると葉茎の成長が悪くなるため、特に夏の高温期は水切れさせないよう注意します。葉が大きい分水切れしやすいです。


肥料のやり方

秋と冬に、有機質の窒素成分の多い肥料(醗酵した油粕など)、腐葉土などを与えます。


その他豆知識

3年目位からフキノトウが楽しめるようになります。茎の部分は2年目以降から根からねじるように折り取り収穫し、1年目は株の充実に努めます。6月以降の大きくなってしまった茎は固く食べにくいため、収穫も6月で終わりです。




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事