ゼンマイ  2

● ゼンマイの品種の特徴

ゼンマイには男ゼンマイ(胞子葉)と女ゼンマイ(栄養葉)があり、男ゼンマイを採るとその後再生しなくなるため採ってはならないとされています。女ぜんまいは柔らかく、男ゼンマイは葉先が膨らんでいて中が粒粒になっています。
ゼンマイの食べ方。
4~6月頃の新芽を利用します。若い芽はあく抜きをして天日干ししてから佃煮、お浸し、胡麻和え、煮物などにして食べます。
若芽の綿毛をとってから茹でます。灰やあく抜き剤であくを抜いて天日干しします。乾いたらもみ、また干してもむを数日繰り返します。育てる手間は少ないですが、調理に手間がかかります。
その分、おいしいですよ!

学名
Osmunda japonica ゼンマイ科 ゼンマイ属
別名
薇(ぜんまい)、デンダ、ヤマドリシダ
開花時期
4月~6月
最終樹高
地植え:0.5m ~ 1m 鉢植え:0.5m ~ 1m (落葉多年草)
最終葉張り
1m 直立性
栽培用途
シェードガーデン、花壇、日陰の花壇、グランドカバー、寄せ植え、畑、鉢植え、コンテナ
成長の早さ
遅い
植栽適地
北海道~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
花言葉
夢想、秘めたる若さ

ゼンマイ|ポット苗の育て方


植え方・用土

肥沃で水はけの良い肥沃な土を好みます。湿度のある環境を好みますが過湿に弱いので、水はけと通気性の良い土壌に十分腐葉土をすき込み、浅く植えます。
日あたりを好みます。日向から半日陰で育ててください。春からは日あたりで、夏は日が当たりにくい場所が良いです。株は小さいもののほうが活着が良いです。成長が遅いので雑草負けしないように雑草除けしてあげてください。
秋~3月位までに植え付けします。春以降の植栽では水切れに注意し、根を崩さずに植えてください。春以降に植え付けする場合は水やりを忘れずに。


水やり

シダ類の落葉性多年草なので、乾燥を嫌います。なるべく敷き藁などのマルチングをして乾燥と雑草予防をしてください。
冬は地上部が枯れてなくなります。水切れ?根ぐされ?枯れてしまった!っと思っても、結構強健で遅れがちに芽吹いてくるものです。水の与えすぎの根腐れに注意です。


肥料のやり方

肥料は必要ありません。腐葉土を足す程度。ほったらかしです。


病害虫の予防法

特に気になる病害虫はつきません。ほったらかしです。


育て方のまとめ

収穫は女ゼンマイだけにしましょう。
湿気のある山の自生地の環境を作るとよいです。




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