● タイベリー タイベリーの品種の特徴

タイベリーは、ブラックベリーとラズベリーの種間交配種。
樹勢はブラックベリー譲りで丈夫で育てやすく、果実はラズベリーに近く大実。期待の品種です。樹高が低く、1本でもよく実をつけます。
普段、完熟果実はなかなか口に出来ません。そのまま食べることも出来るほか、シフォンケーキのクリームに添えたり、ジャムにしても楽しめます。
たいべりー

ブラックベリーとラズベリーの種間交配種。樹勢はブラックベリー譲りで丈夫で育てやすく、果実はラズベリーに近く大実。期待の品種です。樹高が低く、1本でもよく実をつけます。
普段、完熟果実はなかなか口に出来ません。そのまま食べることも出来るほか、シフォンケーキのクリームに添えたり、ジャムにしても楽しめます。

学名
Rubus バラ科 イチゴ属
別名
たいべりー
収穫時期
8月~9月
果実の大きさ
3~5g
甘さ
平均糖度:およそ10度
果実の用途
生食、ジャム、果実酒、ケーキの材料など
結果年数
1~2年
自家結実性
1本でなる
最終樹高
地植え:1m ~ 1.5m (落葉つる性)
栽培用途
フェンス仕立て、行灯仕立てなど
植栽適地
北海道~四国、中国
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、
耐寒性強い(-15度)、耐暑性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:とても強い 害虫:とても強い
芽吹き時期
5月頃
トゲの大きさ
細いトゲ
花言葉
愛情、謙遜、尊重される

タイベリーの育て方


植え方・用土

耐寒性ではラズベリーのほうが強く、ブラックベリーは少し劣ります。
逆にラズベリーは涼しいところが好きで、ブラックベリーは乾燥や暑さに強いです。
三重県ではどちらも庭植えで育ちますが、北国ではラズベリー、南国ではブラックベリーのほうが育てやすいです。
日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。花ひろば堆肥“極み”をよくすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
鉢植えで管理する場合は、花ひろば培養土「和み」をお使いいただくと良いです。
結構やせ地でも育ちます。
赤実ラズベリーは乾燥と高温に弱いので、水はけの良い、肥沃な土壌に植えてください。
日当たりを好みますが、暑さが苦手なラズベリーは半日陰のほうがよく育ちます。

3月が植え付け適期です。暖地では秋植え(9月~11月ごろ)も良いです。
でも、10月~梅雨入りまで大概植えても大丈夫です。


水やり

夏場は毎日行ってください。それ以外の時期については、土の表面が乾いていたら、たっぷり与えてあげてください。


肥料のやり方

肥料は2月ごろと収穫後に花ひろばIB肥料元気玉などの速効性の化成肥料などを与えます。
また、11~12月ごろに寒肥として牛糞や鶏糞、油粕など、有機質肥料を与えます。
2~3年に1度のペースで石灰を与えます。


剪定方法

前年に伸びた枝の先端部に花芽がつくので、基本的には行いません。
込み合う枝を秋に間引く程度です。(私の経験です。)
でも、ほったらかしにしておくと、ボウボウになるので、仕立て方を書きます。
古い枝は2~3年で枯れ下がるので、地際から生えた新しい枝に更新して行きます。地下茎で増えるように地際からシュートやサッカーを伸ばすように生長します。1年目のシュートは6月頃に切り戻しをし、側枝を出させます。細い枝は力がないので、間引くように取り除きます。12~3月頃に側枝を1~3節切り戻します。収穫後に枯れこんだ枝は12月までに生え際から切り取ります。こうすることでボウボウにならずにコンパクトに維持できて、収穫量が増えます。


病害虫の予防法

特に気になる病害虫はあまりでません。
ラズベリーは梅雨時に灰色カビ病にかかることもあります。ブラックベリーはキウリやトマト、ペチュニアなどナス科の植物(野菜に多い)の近くで栽培すると萎凋病にかかりやすくなります。ベンレート水和剤で予防します。
害虫ではマメコガネやコウモリガが出ることもあります。マメコガネは捕殺します。コウモリガは下部の周囲を除草し、マルチングすることで予防できます。




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