


オニグルミ は収穫までは5年以上の年数がかかります。
● クルミ オニグルミの品種の特徴
『鬼グルミ(おにぐるみ)』は、日本国内の野生のクルミの大半を占めます。
オニクルミはカシクルミやシナノグルミに比べて実が小さく、殻が堅くてゴツゴツしています。オニグルミの殻は非常に堅いので、ハンマーなどを使わないと割ることができません。
殻と内部の隔壁が厚いうえ、不規則に空洞があるため食べられる実は少ないですが、味は濃厚で保存性が良いです。
おにぐるみ
味もよく栄養価が高い品種です。料理や菓子作りに、和食にも使われます。また、材木としても優秀で、家具や工芸、彫刻などにも用いられます。
結実は秋(9~10月頃)。育て方はいたって簡単、樹勢が強く放任でも出来やすいです。
クルミは落葉高木樹なので、お庭の立派なシンボルツリーになります。好みにもよると思いますが、1年中葉っぱを付けている常緑樹が好きな方は別として、落葉シンボルツリー好きにはたまらない逸品なのです。幹肌はスベリがよく最高で、大きくなってからの姿は圧巻です。
| 学名 |
| Juglans mandshurica var. sachalinensis クルミ科 クルミ属 |
| 別名 |
| おにぐるみ |
| 開花時期 |
| 5月~6月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 雄・緑 雌・赤・・房状 |
| 収穫時期 |
| 9月~10月頃 |
| 果実の大きさ |
| 中果 8g |
| 果実の用途 |
| 飴煮、くるみ味噌、柚餅子 |
| 結果年数 |
| 5~6年 |
| 自家結実性 |
|
1本でなる(雌雄同株。雄花と雌花を別々につけます。 雄花は2年目の枝に、雌花は春に新しく伸びた新芽につきます。 近くに受粉樹があったほうが結実が安定します雄花と雌花の開花がそろわないことがあります。2本以上植えると安心です。) |
| 最終樹高 |
| 地植え:5m ~ 6m (落葉高木) |
| 最終葉張り |
| 4m ~ 5m 半開帳性 |
| 栽培用途 |
| 果樹畑、花壇、シンボルツリー |
| 植栽適地 |
| 北海道南部~九州 |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性やや強い、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:とても強い 害虫:強い |
| 芽吹き時期 |
| 4~7月頃 |
| 花言葉 |
| 「あなたに夢中」「至福のとき」 |
くるみ |鬼胡桃 (オニグルミ)の育て方
植え方・用土
秋~梅雨位までに植え付けします。葉が芽吹いた後に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。梅雨以降に植え付けする場合は水やりを忘れずに。落葉時期は根をいじっても大丈夫ですがやさしくです。 葉がついてる時期は根は崩したり、触らないようにしてください。
肥沃で水はけの良い肥沃な土を好みます。多湿と乾燥に弱いので、通気性を持たせ、十分堆肥をすきこんだ土に浅く植えます。
植え付け時に主幹を地際から40~50cmくらいで切り戻し、主枝を数本立てるように仕立てます。
肥料のやり方
12月~1月頃に有機質肥料を与えます。露地栽培の場合は2月頃に与えます。鉢植えの場合は1ヶ月に1回有機肥料を与えてください。
ブドウの好きなアミノ酸がたっぷり含まれた『ブドウの好きな肥料』がオススメです。
収穫後の10月~11月頃にお礼肥として化成肥料『元気玉』を与えます。
剪定方法
葉が込み合い、日当たり不足にならない程度に間引く程度の剪定です。樹高が高くなりすぎる場合は、主幹を切り、芯を止めて、主枝を2~3本伸ばして低い樹高に仕立てます。
病害虫の予防法
殻が堅いので、病害虫の影響を受けにくいです。



