● コパラミツ コパラミツの品種の特徴

「コパラミツ」はジャックフルーツの弟分のような果物で、マレーシア原産です。ジャックフルーツに比べやや樹高は小さめですが、実のなる様子や実の感じはとてもよく似ています。弾力のある果皮はやや黄色みがかった緑色で、匂いは強め。ジャックフルーツの実が20kgにもなるのに対して、コパラミツは3~4kgと小ぶりです。
食べる部分は、果実を割ったときに出てくる種の周りです。粘着性が高く、甘く匂いが強いねっとりとした食感とのことです。マレーシアの屋台では天ぷらのように油で揚げて販売されているようです。
パラミツ(ジャックフルーツ)よりも小さいから「コパラミツ」と名づけられてようですが、大きくならなかったパラミツの実かコパラミツなのかの区別は難しいとのことです。強烈な臭さで追熟時にありえないほど匂いを発するよう・・・。味はドリアンにパイナップルを加えたマンゴー風味のトロピカルな味と言われています。

学名
Artocarpus champeden Spreng. クワ科
別名
ヒメハラミツ、チンペダック
花色・大きさ・花形
淡い黄緑
果実の大きさ
3~4kg
甘さ
平均糖度:30度
結果年数
3~6年
自家結実性
雌雄同株
最終樹高
鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
栽培用途
鉢植え、ハウス栽培など
植栽適地
日本全国(鉢植え栽培)
育てやすさ
★★☆☆☆ やや難しい
日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性
耐寒性弱い(15度)、耐暑性強い、耐乾性弱い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

コパラミツ(チェンペダック)| 実生苗の育て方


植え方・用土

温度と水分さえ確保できれば生育旺盛なので栽培するのは難しくありません。ただし、耐寒温度は15度と寒さにめっぽう弱いため、沖縄県でもないかぎり鉢植え栽培、冬は加温栽培が必須です。日当たりがよく排水性の良い肥沃な土壌を好みます。


水やり

排水性の良い肥沃な土壌を好みますが、耐乾性があるわけではないため、夏は水切れしないように注意が必要。表面が乾いたら水をたっぷり与えましょう。夏の高温期は葉からの蒸散も活発なので日に一度の水やりでは間に合わないこともあります。


増やし方

種、挿し木など




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