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●品種の特徴
クイーンニーナは赤ぶどうでとにかく甘く、大粒なのが特徴です。収穫期が早いのも、この品種の魅力のひとつです。糖度は20度以上と高く酸味が少ないので甘さが際立ちます。果皮は歯切れよくて薄く、果肉もぷりぷりで果皮の渋みは少ないです。皮ごとバリバリ食べられます。赤ぶどうが好きな方は必見のぶどう!
ジベレリン処理を1回、フルメット処理1回で種無しにできて着色良好のいい房になります。(ジベレリン処理をしないと種が入ります。)

ぶどうは全般に暑さ寒さ、乾燥に強く、北海道から九州まで栽培できます。水はけの通気性の良い土を好み、土質は選びません。
棚仕立てが一般的ですが、フェンス仕立てやあんどん仕立てなど工夫次第で小さな場所でも楽しめます。棚仕立てで広く育てると1本の苗木で300房以上の収穫も可能です。手間をかければいい果実ができ、おなか一杯の収穫が待っています。

欧米雑種4倍体。ぶどうの4倍体は日本の高温多雨多湿の気候に適した品種群です。

学名
Vitis spp. ブドウ科 ブドウ属
別名
くいんにーな、くいーんにーな
作出年・作出者
1992年 (日本・農研機構果樹研究所)
交配親
安芸津20号 × 安芸クイーン
開花時期
5月頃
収穫時期
8月下旬~9月上旬頃
果実の大きさ
★★★★★ 特大粒 15~18g
甘さ
★★★★☆ 平均糖度:21度
果実の用途
生食、ワイン、ジュース
結果年数
2~3年
自家結実性
1本でなる(ジベレリン処理を1回、フルメット処理1回で無核化(種なし))
最終樹高
地植え:m 鉢植え:m (落葉つる性)
栽培用途
果樹畑、花壇、鉢植え(7号鉢以上)、庭木、フェンス、トレリス、シェードガーデン
成長の早さ
樹勢が強い (200cm/年)
植栽適地
北海道~沖縄
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、
豊産性あり、耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:やや強い 害虫:普通
芽吹き時期
5~6月頃
花言葉
陶酔、親切、人間愛

ぶどう
”クイーンニーナ”
(赤ぶどう)の育て方


植え方・用土
植えつけに最適な時期は11月~翌年2月頃です。この時期の植え付けでは根を軽くほぐし、根を広げて植えます。それ以外の植え付けでも大丈夫です。3~6月、9~10月の植え付けは根を崩さず、乾かさないように植えます。真夏に植える場合、根を崩さずそっと植え、植え付け直後は毎日水を与えてください。
土質は選びませんが、水はけと通気性の良い土壌を好みます。
鉢植えの用土は当店の花ひろば培養土「和み」がおすすめ。夏場の日中などは日光に当ててあげてください。
地植えでは堆肥を3割、パーライトを3割土に混ぜて土壌改良してください。


水やり
露地栽培では雨任せで大丈夫ですが、長く乾燥してから大雨にあうと給食な水の吸い上げによって果粒の膨張しすぎて裂果することがあります。初夏や夏に雨が少ないときは数日に1回水を与えてください。秋冬は水の与えすぎの根腐れに注意してください。


肥料のやり方
土が肥えていれば肥料は控えめにして早めに樹勢を落ち着かせます。花壇や庭植えなどのやせ地での露地栽培の場合は2月頃に与えます。鉢植えの場合は1ヶ月に1回有機肥料を与えてください。ブドウの好きなアミノ酸がたっぷり含まれた「ぶどうがおいしくなる肥料」がオススメです。
6月以降はマグネシウム欠乏症が起きやすいので、梅雨入り後くらいに天然硫酸マグネシウム肥料を与えるとよいです。


花芽の付き方
ぶどうは若い柔らかな枝に養分が蓄積され、前年伸びた枝の葉腋のほとんどに花芽を含む混合芽がつきます。春になると、混合芽からつるが伸びて、つるの基部から3節目くらいに2~4の花房が咲きます。前年の貯蔵養分が不足していたりすると花芽がつかなかったり、花ぶるいします。
また、剪定や芽かきの強弱、窒素肥料の多少によってつるの勢いが左右されやすく、
つるの勢いが強すぎると受精(この場合は樹勢ではなく受精)が悪くなって果粒が落花する花ぶるいがおきます。前年の養分を蓄積させるために秋遅くまで葉が茂るようにすることや、窒素過多にならないようにすること、芽かき量を減らして樹勢が落ち着くようにするなどで花ぶるいを予防してください。


剪定方法
高温多湿で春から秋にかけて雨が多い日本では、ぶどうは雨の跳ね返りや雨が原因で病気になりやすいので、なるべく地面から遠いところで果実をならせるために棚仕立てが一般的になりました。



日本国内でも生垣仕立てもできます。生垣仕立てですと、果実が低い位置になるので収穫しやすく、ベランダや狭いお庭でもブドウ栽培に挑戦できます。




その他栽培や性質の注意点
1本の新梢に2~4個花房ができますが、全部ならせると花ぶるいしやすく、果実の肥大も遅れ、来年の花芽も充実しなくなるので、棚仕立てでは50cm前後の弱い枝は新梢3本に1房、1mくらいの枝では2本に1房、2mの強い枝には1房を目安に摘房します。フェンス仕立てでは縦に伸ばすツル1本に1房。ならせなかった枝は翌年の着枝にします。
満開1週間後くらいに着粒不良や形の悪い房を摘房します。満開2週間後くらいの摘粒作業の前に弱い新梢の摘房をして目標着房数にします。房が多すぎると着色不良になりやすくなります。房に光が当たることで着色良好になります。
30~35粒くらいに摘粒する大玉種なら葉35枚に1房といった感じです。摘粒や摘房では葉1枚に1粒が目安です。

種なしの方法はジベレリン処理です。
アグレプト処理(ストレプトマイシン)を1回、ジベレリン処理を1回、フルメット処理1回で無核化(種なし)します。
満開予定日の14日前~開花開始までにアグレプト200ppmで花穂に浸します。花穂の長さを3~4cmに房づくりします。
その後満開5日後にジベレリン25ppmとフルメットはやや濃いめで10ppmを加えてジベレリン処理をします。開花時期がばらついたら何度かに分けて行います。未開花の蕾があると花穂が湾曲するので蕾が咲ききってから行います。処理時期が早いと花穂が曲がったり、また処理が遅れると種ありになったり着色不良が起きます。

2回目のジベレリンはしないほうが、果粒の肥大はやや劣りますが、裂果しにくく着色が良くなります。
果粒を大きくしたい場合はフルメットは使わずに、満開時と10~15日後の2回ジベレリン25ppmを行います。ジベレリン2回の場合はフルメットを使うと着色不良になりやすくなります。

24~30粒くらいで500gの房になります。
1回目ジベ処理の5日後に果粒が肥大が進んだ房から予備摘粒開始。軸の長さ7cmくらいに上部支梗を切り下げるか房尻を切り上げます。内向き果や小さな果をハサミは使わず果粒をひねって取り除く程度にします。
その後、果梗が太くて大きい外向きの粒を残して仕上げ摘粒します。果梗の切り残しは裂果の原因になるので支梗は付け根でハサミで切ります。
袋がけの前に果粒肥大が進んで詰まりすぎている場合は見直し摘粒をします。ハサミで傷つけたりブルームを落とさないように慎重に。


その他豆知識

詳しいブドウの育て方はこちら


病害虫の予防法
雨で黒痘病が出やすくなるのと、裂果を防ぐために雨除け栽培をおすすめします。

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