スポンサーリンク

●品種の特徴
果重80~100g前後で実が大きい品種です。
果実は円形で果皮・果肉ともにオレンジ色です。酸味少なく、甘味強く、香りも良い。肉厚で肉質も良いので生食にも向きます。シロップ漬けにもおすすめです。
裂果の発生は少ないです。

アンズは桃やウメ、スモモの近縁種です。
花と果実が楽しめます。梅や桃、すももの受粉樹にも利用できますが開花時期が梅よりも遅く、ももやスモモよりも早いので開花時期がずれることもあります。
春(3月下旬から4月頃)に、桜よりもやや早く淡紅の花を咲かせます。花は美しく一足早めのお花見の楽しみを咲かせますので、1本植えておくと便利な木です。
耐寒性があり比較的涼しい地域で栽培され、全国で栽培ができます。
初夏に梅によく似た実を付けます。自家結実性があるので、1本でも結果しますが、自家受粉では品質の良い結実をしないので、他の品種の混植がおすすめです。
果実は生食のほか、ジャムや乾果物などにして利用されます。熟すと甘みが生じ種と果肉が離れます。アンズはベータカロチン、ビタミンA、カリウムが豊富に含まれ、リンゴ酸やクエン酸も豊富です。

学名
Prunus armeniaca バラ科 サクラ属
別名
しんしゅうおおみあんず
作出年・作出者
1980年
交配親
「新潟大実」に「アーリーオレンジ」を交配。ですが遺伝子的に違ってたらしい。
開花時期
3月下旬~4月上旬
花色・大きさ・花形
薄いピンク・(5cm位)・一重
香りの強さ
★★★☆☆ 中香
収穫時期
6月下旬~7月中旬
果実の大きさ
★★★★☆ 大実 80~100g
甘さ
★★★☆☆ 平均糖度:10度
果実の用途
生食、ジャム、シロップ漬け、焼酎漬け
結果年数
1~3年
自家結実性
1本でなる(アンズは1本で結実しますが、他の品種のアンズの木を混植すると結実が安定します。開花時期がずれることがありますが、梅、すももやプルーンとも相互に受粉しますので1本植えておくと便利な木です。)
推奨受粉樹
別の種類のアンズ
最終樹高
地植え:2m ~ 3m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉中高木)
最終葉張り
3m ~ 4m 半開帳性
栽培用途
果樹畑、花壇、鉢植え、庭木(シンボルツリー)、4月の記念樹、7月の記念樹
成長の早さ
早い (40cm/年)
植栽適地
北海道南部~九州
育てやすさ
★★★★☆ 育てやすい
日照条件:日なた、
豊産性あり、耐寒性強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通
芽吹き時期
4月上旬
花言葉
臆病な愛、乙女のはにかみ、疑い、疑惑

アンズ 信州大実あんずの育て方


植え方・用土
日当たりを好みますが夏の西日が苦手です。西日が当たる場所でも育ちますが、鉢植えでは夏に西日が当たる場所は避けてください。
地植えで西日が当たる場所では乾燥防止のマルチングをお勧めします。土の乾燥や地熱の高温化を予防しましょう。
水はけの良い、やや粘質の重い土を好みます。
鉢植えでは落葉果樹専用培養土の「果樹の土」がベスト。
地植えでは庭土に花ひろば堆肥 極みを4割ほど(袋半分~1袋くらい)混ぜた土に植えます。水はけが悪い場合はパーライトを10リットルほど土に混ぜてください。


春の植え付け方法
芽吹きは始まる春の植え付けでは根っこを崩さずにそっと植えます。ポットや鉢から抜いた時に土がボロボロ落ちても構いません。
植え付け3年以上経過した苗木の移植や鉢増しなどの植え替えはなるべく冬に行います。どうしても移植を春に行う場合はできるだけ根を大きく掘り取り、地上部をできるだけ小さく剪定をして掘り取って、なるべく根を乾かさないように早めに定植してください。


夏の植え付け方法
なるべくなら地植えは控えますが、毎日水やりができるようであれば地植えします。
地植え後は根が浅く土に馴染んでいないので毎日から2日に1度のペースで秋に定期的に雨が降る季節が来るまで水やりを丁寧におこなってください。
鉢から鉢への植え替えでは根を崩さずに植え替えします。


秋の植え付け方法
根がまだ活動をしている秋の植えつけは、乾燥に強く育つと言われます。
秋の植え付けは春の植え付けと同様の要領で行います。
しばらくで苗木の成長が止まりますので、秋の植え付け時の肥料は与えても与えなくてもどちらでも良いです。


冬の植え付け方法
12月~3月ごろが植え付け適期。土が凍るような寒冷地でなければ12月が最適。移植も生長が休眠する冬の季節です。
寒冷地では冬の前に終わらせるか、春植えをおすすめします。
鉢への植え付けは寒冷地でも可能です。鉢土が凍結しない場所で育ててください。
ポットや鉢から抜いたら根を少し広げるように植えても大丈夫です。根を乾燥させないように植えます。


水やり
鉢植えの場合は、春ごろから9月ごろまでは鉢土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えてます。落葉時期の冬は水の与えすぎに注意です。冬は1週間以上鉢土が乾かないこともあります。10月ごろからは鉢土の表面が乾いていても土中が湿っている場合、鉢を持ち上げて重い時は水やりはしません。鉢土が乾いて鉢植えが軽く感じられるようになったら水やりします。
庭植えの場合は、水やりは必要ありません。5月に入ってから植え付けた場合は、雨が降らない日が1週間以上続く時はは毎日水を与えます。秋になり雨が降るようになったら、水やりは雨にまかせても大丈夫です。


肥料のやり方
鉢植えでは3月に有機質肥料を与えます。開花後の5月ごろと、9月に速効性化成肥料の花ひろばIB肥料元気玉を与えます。
地植えの場合は12月~2月ごろ寒肥として有機質肥料の「ももの肥料」を与えます。
収穫後と10月頃に速効性肥料を与えますが、枝葉がよく茂っているようであれば肥料は控えてください。


花芽の付き方
花芽は夏につけ、翌春に開花し結実します。
ほったらかしでもなりますが、豊産性のアンズはなりすぎると果実が小玉になったり、隔年結果しやすくなります。摘果の目安は1短果枝あたり1個(葉20~30枚に1果)、果実の間隔7cmあたり1個くらいが良いです。摘果時期は5月上~中旬です。


剪定方法
樹勢が強く大木になりやすいので広い場所に植えるか、根域制限したり、剪定や仕立て方を工夫するなどして、樹形がコンパクトになるように工夫が必要です。
なるべく枝を横に水平~やや斜め上に伸ばすほうが開花数も増え、結果数も増えます。低い位置で果実をならせれば、収穫や管理が楽です。真横に枝を伸ばして一文字仕立てやY字仕立てもオススメです。放っておいても果実がなりますが、苗木が若いうちから誘引をしたり剪定して横広がりな変則主幹形の樹形を目指しましょう。

1年生苗の場合植え付け時に地際から30~40cmくらいで切ります。
1年目の冬に枝と枝の間隔を20cmくらいになるように3本横枝を残し、小枝を生え際で切ります。枝先は芽の上で切り戻しをします。2年目の冬に下の2本の主枝を横に寝かせる様に地面に引っ張って誘引し、上の主枝は上に伸ばします。主枝はどれも切り戻しておきます。3年目からは3本の主枝を中心にして伸びた脇枝を日当たりに応じて間引き、主幹の分岐点から1m離れたところに亜主枝(2つめの分岐点)をつくります。
花芽は夏につけ、翌春に開花し結実します。2年目以降は1月ごろの剪定は花芽のついていない枝を見極めて剪定します。花芽を見極める自信がない場合は花後に剪定してください。込み合う枝は7~8月に生え際で剪定をして間引きます。


病害虫の予防法
4月頃からアブラムシや黒星病、縮葉病に注意です。発生しだい消毒します。


育て方のまとめ
過湿が苦手なので、水はけが良い用土に植えよう!
雨が多くなる前に収穫したい。
相性の良い2種類以上育てよう。


増やし方
苗木は全て接木で増やします。種から育てた実生苗は雑種になることが多く、種を蒔いてその木が育って実る果実は親の性質が出ない場合があります。
挿し木では根っこが出ないことが多いです。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事