● アケビ 三つ葉アケビの品種の特徴

みつばあけびは3枚葉のアケビです。

秋の味覚、あけび。山野に自生していたアケビも最近では家庭果樹として注目されています。果実を生食するほか、果皮や新芽やツルも健康食品として近年注目されています。つる性落葉果樹です。グランドカバーとして地面を這わせたり、壁面仕立てや木やフェンスを登らせたり用途多彩。アケビは1種類では結実しません。五葉アケビと三つ葉アケビをセットで近くに植えてください。果実が割れて柔らかくなった頃が収穫時です。甘くておいしい果実です。つる・葉・茎・果実は8~9月に採取して日干しします。
秋~冬のツルを水洗いし、輪切りにし、4~5日日干しし、煎じて飲みます。

学名
Akebia trifoliata アケビ科 アケビ属
開花時期
4月
花色・大きさ・花形
収穫時期
9
果実の大きさ
大実 13
甘さ
★★★★★ 平均糖度:20度
果実の用途
生食、果皮を料理などに
結果年数
2~4年
自家結実性
1本でならない(五葉アケビを近くに植えてください。)
推奨受粉樹
五葉アケビ
最終樹高
地植え:m 鉢植え:m (落葉低木)
最終葉張り
2m ~ 3m つる性
栽培用途
果樹畑、鉢植え、グランドカバー、生垣、グリーンカーテン
植栽適地
北海道南部~九州
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、耐陰性普通、
豊産性あり、耐寒性強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通
芽吹き時期
4月頃
花言葉
才能、唯一の恋

アケビ 三つ葉アケビの育て方


植え方・用土

植え替えは12~4月ごろが最適です。それ以外の時期の植え付けでも比較的問題なく育っています。
寒い時期の植え付けでは根をやや広げ気味に植えます。9~11月と3月以降の暖かい時期、葉がある時期に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。
水はけの悪い場所でもゆっくりですが育っています。乾燥には弱いので肥沃な土で育ててください。
地植えの場合は、『花ひろば堆肥極み』を1袋、土に混ぜて植えると良いです。
鉢植えでは果樹の土を使って植えると簡単手軽&最高です!


冬の植え付け方法

12月~3月ごろが植え付け適期。土が凍るような寒冷地でなければ12月が最適。移植も生長が休眠する冬の季節です。
寒冷地では露地への植え付けは冬の前に終わらせるか、春植えをおすすめします。
鉢植えへの植え付けは寒冷地でも可能ですが、軒下や鉢土が凍結しない場所で育ててください。
ポットや鉢から抜いたら根を少し広げるように植えても大丈夫です。根を乾燥させないように植えます。


水やり

夏は良く水を欲しがるので、乾燥に注意してください。冬は休眠しますので水の与えすぎに注意してください。土質にもよりますが、露地栽培では雨水だけで十分です。


肥料のやり方

肥料はほとんど必要ありませんが、2月に速効性化成肥料、12月に緩効性の有機質肥料を与えます。おすすめはブドウの肥料です。


花芽の付き方

花芽は前年に伸びた枝の葉脇に翌年の花芽を含んだ混合芽がつきます。翌春からこの混合芽からツルが伸びて花が咲きます。


剪定方法

棚仕立てにする場合はぶどうやキウイと同様、主になるツルを2~3本旺盛に伸ばして棚の上まで上げ、不要な枝は早めにかきとります。
棚の上で太いツルを四方に配置して主ツルにし、主ツルが弱ったら新しいのと更新していきます。
込み合うツルや弱い枝は間引いて日あたりを良くする程度でOK。
棚からあふれるツルは早めに7~8節で摘芯しておくとよいです。
フェンス仕立ても同様で、込み合うツルや弱い枝は間引いて日あたりを良くする程度でOK。


その他豆知識

果皮がはちけて、中がやわらかくなったことが食べごろです。種ごとしゃぶり付きます。秋の味覚のおいしさです。ツルや果皮にも独特の食感があり、高級食材として、てんぷらや油炒めなどで利用されます。


病害虫の予防法

害虫は芽吹き時のアブラムシくらいで、ほとんど心配ないです。6月ごろうどん粉病が出ることがあるので、早めに予防します。


育て方のまとめ

ほぼほったらかしで大丈夫。込み合うツルや弱い枝は間引いて日あたりを良くする程度でOK


増やし方

挿し木か接木で増やします。




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