カカオ ハワイアンイエロー

● カカオ ハワイアンイエローの品種の特徴

「ハワイアンイエロー」は黄金色に輝く果実が樹を彩る、ハワイで選抜された美しい黄色果実タイプのカカオです。完熟すると鮮やかな黄色に色付く果実を実らせるハワイ選抜系統です。濃緑色の葉や幹とのコントラストが美しく、果実が実るだけで南国らしい雰囲気を演出してくれます。

カカオ特有の幹生果により、小さな花が幹や太枝から直接咲き、その後、大きな果実へと成長します。幹いっぱいに黄色い果実が実る姿は非常に珍しく、熱帯植物ならではのユニークな景観を楽しめます。

果実の内部にはカカオ豆がぎっしり詰まり、白い果肉には爽やかな甘酸っぱさがあります。種子は発酵・乾燥を経て、チョコレートやココアの原料となります。家庭でカカオの成長から収穫までを体験できることも、本種の大きな魅力です。

栽培は高温多湿を好み、風通しの良い半日陰でよく育ちます。耐暑性は非常に高い一方、寒さには弱いため、冬季は10~15℃以上を維持してください。鉢植えとの相性も良く、室内や温室で管理すれば日本でも栽培が可能です。

「ハワイアンイエロー」は、美しい黄金色の果実を観賞しながら、チョコレートの原料となるカカオを育てる楽しさを味わえる魅力的な品種です。熱帯果樹コレクションとしても存在感があり、カカオ栽培を始めたい方にもおすすめです。

「カカオ」は言わずと知れたチョコレートやココアの原材料となる果実です。太い枝の幹から直接花がつき、とっても不思議な雰囲気です。咲いた花に実がつくのは全体の1%程度だとか・・・。自然界は厳しいですね。実がついている様子はさらに不思議。木から小型のラグビーボールがぶら下がっているような見た目です。品種によって黄色やオレンジ、赤など果皮の色が異なります。フレッシュな果肉は生食することが可能で、とても甘いライチのような味がするそうです。
「カカオベルト」と呼ばれる、赤道をはさんで南北20度以内の高温多湿の地域でもっぱら栽培されています。そのため、寒さにはめっぽう弱く、鉢植え加温栽培必須の玄人向けの果樹です。のわりには、直射日光に弱いため管理は基本半日陰で。現地では日よけとしてバナナやカカオの母と呼ばれる「トリニダードのエリスリナス」を植えているんだとか。

学名
Theobroma cacao 'Hawaiian Yellow' アオギリ科 テオブロマ属
開花時期
5月~
花色・大きさ・花形
結果年数
4~5年
自家結実性
1本でなる(自家結実性が強い)(虫媒花。蟻や蚊が受粉させます。花は夕方開花して翌朝満開になります。人工授粉はピンセットを用いて、息を止めながら地道に花粉を移動させる技術が必要です。 )
最終樹高
鉢植え:1m ~ 2m (常緑中高木)
最終葉張り
0.5m ~ 0.8m 直立性
栽培用途
鉢植え
植栽適地
日本全国(原則、鉢植え栽培)
育てやすさ
☆☆☆☆ 難しい
日照条件:半日陰、
耐寒性弱い(15度)、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通につく

カカオ |トリニタリオ種 イエロー 3.5号ロングポット苗の育て方


植え方・用土

明るい半日陰が理想です。湿り気のある用土を好むため、赤玉6:堆肥4ぐらいで調整します。寒さにはめっぽう弱いため、鉢植え栽培で冷涼な季節は室内で暖かくして管理します。温室等で温度・湿度のコントロールが可能な場合は地植えでも大丈夫です。
強風で倒れやすいため、風よけや支柱を立てるなどして対策をします。


水やり

高温多湿を好むため水切れに注意します。土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。


肥料のやり方

木の育ちを良くするため、初夏と秋に野菜用の肥料を与えます。


剪定方法

木がある程度大きくなるまでは込み合っている枝を落とす程度で大丈夫です。収穫年数に近づいたら下を向いている枝、平行枝の弱いほうの枝、花がつかない枝(葉がまんべんなくついている枝)は、切り口が下向きになるように根元のほうで取り除きます。


病害虫の予防法

幼苗のうちはヨトウムシに注意します。




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