● イチゴ 宝交早生の品種の特徴
初心者にはこのいちご。スーパーに出回ることはあまりない品種なので知らない方も多いですが、放っておいても育つ手間がかからないいちごなので、初心者にも嬉しいいちごです。
昔は主流の品種でしたが、収穫が遅いのでクリスマスに間に合わず、生産が廃れていったと言われます。果実は10-15gくらいと最近の品種に比べてやや小さめ。甘いいちごの香りが強いです。果肉は柔らかくて甘く美味しいです。
たわわに実ったイチゴの収穫は心が弾みます♪
イチゴ栽培は、株分けしたり、ランナーで株を育てて増やす方法もあります。難しい場合は小さなプランターに3~4株ほど植えてお楽しみいただいても大丈夫です。上手に増やせば毎年楽しむことも可能です。
大きく甘い実がつくと言われているのがこの一季なりのイチゴです。とよのか、女峰、章姫、とちおとめなどなど、よく知られているのはほとんど一季なり。育てやすく増やしやすい性質なので初心者にもおすすめですよ!
学名 |
Fragaria(ラテン語で”香る”の意味) バラ科 オランダイチゴ属 |
交配親 |
八雲×タホー |
開花時期 |
3月~4月頃 (一季咲き) |
花色・大きさ・花形 |
白色・小輪咲き(2cm位)・一重咲き |
香りの強さ |
なし |
収穫時期 |
5~6月 |
果実の大きさ |
10~15g |
甘さ |
平均糖度:糖調査中度 |
果実の用途 |
生食、ジャム、スムージーなど |
自家結実性 |
1株でなる |
最終樹高 |
地植え:0.3m ~ 0.4m 鉢植え:0.3m ~ 0.4m (半落葉性多年草) |
栽培用途 |
鉢植え、プランター、庭植え、畑など |
植栽適地 |
北海道~九州 |
育てやすさ |
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性普通 |
耐病害虫性 |
耐病性:強い 害虫:強い |
花言葉 |
幸福な家庭、尊重と愛情、完全なる善 |
いちご苗|宝交早生 ( 一季成り性 )の育て方
植え方・用土
基本的には半日陰~日当りの良い場所で管理してあげてください。
鉢植えの場合は花ひろば培養土「和み」、地植えの場合は花ひろば堆肥「極み」をすきこんで植えるのがおすすめです。ややアルカリ性の土を好みます。適した用土ならお近くのホームセンターの培養土でも大丈夫です。
秋の植え付け方法
プランターなどに3株ほど均等に植えます。 (プランターの大きさによって株数は異なる)イチゴはクラウン (親株の中心部)が大事です。植える際は必ず浅植えで植えてください。収穫前にランナー (勢いよく伸びた株分けに使う茎)が伸びますが、小さく楽しむ場合は切っていただいても構いません。ランナーを伸ばして育苗し、株をふやすことも可能です。


水やり
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。地植えも乾くようならしっかり水を与えるようにし、冬場はマルチングを行うと尚良いでしょう。
肥料のやり方
肥料は多く与えすぎると葉ばかりしげるので、粒状の化成肥料などを株元に少量ばらまきます。 肥料を与える時期は、実が成り始めた頃と、収穫後に行ってください。 (片手少量程度でO.Kです)「イチゴがおいしくなる肥料」もおすすめですよ!