園芸店の植物管理のうんちく。
苗木部部長の高井尽です。

そろそろバラの剪定のお話をします。
去年の秋ごろまでについていた葉で、
まだ冬でも落葉をしていない葉はそろそろ全てハサミなどで落としてしまいます。
四季咲きバラで花が咲いている場合も、花を取り除いておきましょう。
葉に残って越冬している病気の菌を春に持ち越さないために葉を取ります。
この冬に買い求めた冬の大苗はすでに剪定をしてあるので、剪定をする必要はありません。
枯れ込み枝があれば取り除く程度で大丈夫です。
剪定前の下準備として、2~3日は水やりを控えて乾かし気味にしておきます。
乾燥気味にしておくことで、剪定後の樹液の漏れ出しを少なくします。

スマホでは見づらかったらごめんなさい。
なるべく全体に日光が当たるように全体を1/3~2/3になるよう切ります。
細い枝はいい花が咲かないので、生え際で切っても大丈夫です。
つるバラの誘引や、剪定もまだの場合は、今のうちにやってしまおう。
つるバラはなるべく枝を水平や斜めに誘引すると良いです。
直上させると伸びた先に花を咲かせるだけですが、
枝を寝かせると寝かせた枝からシュートが多く伸び、
枝が増えれば花も多くなります。

まずは、太くて若い枝から誘引します。
その後で、曲げにくい下部には細い短い枝を埋めていく感じで。
スマートフォンでも見やすいようなイラストにできていなくて申し訳ないです。今後作り変えます。
つるバラの誘引は新芽が出ている場合は、新芽を落とさないように慎重に。
誘引したら、すべての枝の先端を軽く切り戻しておくと良いです。

鉢植えで、もし鉢が小さい場合で、地上部が大きい場合。
根が小さいのに地上部が大きすぎると、
花を咲かせる体力がなくなってしまいます。
根の大きさに合わせるように、枝を短くし、枝数を減らしておくと、根に余裕ができていい花を咲かせてくれるようになります。

三重県桑名市でも、今朝は外は雪が舞っているので、
温暖化していないように感じますが、
地球温暖化が進んでいるとよく実感します。

冬でも落葉しないバラがいたり、
春を待たずに芽吹き始める苗もいます。
バラの剪定や誘引の時期は12月や1月が定説ですが、
最近は春の直前に行ったほうが良いと思っています。

なぜなら、
剪定後に芽吹いた新芽が寒波の戻りで寒さに負けてしまうから。
育て方には正解というものはあまりないです。
地域の気候や年年の気候に合わせて、作業をするのがいいのではないでしょうか。
なので、剪定や誘引は、もっと早くにやるべき!
とお考えでもいいと思いますよ~。

今朝のニュースでは三重県尾鷲市(三重県南部、紀伊半島のほう)では
早咲きのカワヅザクラが開花し始めたとのこと。
春がもうすぐそこまで来ているのですね。

園芸って素晴らしいです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
苗木部 部長 高井尽(たかいつくす)

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