園芸店の植物管理のうんちく。
苗木部部長の高井尽です。
植物管理のうんちくをお届けします。
森に入るとどうして涼しく感じるのでしょうか？
緑豊かな森や林の中に入ると、少し涼しく感じます。
植物の葉はどうして熱くならないの？
夏のアスファルトは熱くなるけど、植物の葉は熱くなりません。
植物は日照量が増えると気孔が開いて葉から水分を体外に蒸散します。
蒸散は水が水蒸気に変わるための気化の潜熱として
１gの水が539calの熱を吸収します。
（と、2003年のグリーンアドバイザーのテキストに書いてありました。）
そうやって日照で加熱された葉の温度を下げています。
噴水の近くや霧を噴射しているところが涼しいのは
気化の潜熱で少し涼しくなりますよね。
緑があると涼しく感じます。
それは葉が蒸散をしているからなんです。
今年も猛暑予測だそうです。
緑を増やして少しでも涼しい夏をお過ごしくださいませ。
園芸って素晴らしいです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました！
苗木部 部長 高井尽（たかいつくす）