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ハンギングジャボチカバ ジャボチカバ の特徴と育て方

● ジャボチカバ ハンギングジャボチカバの品種の特徴

「ハンギング・ジャボチカバ」は幹から直接実る黒紫色の果実。しかし、よく見ると果実は幹に密着せず、長い果柄の先にぶら下がるように実る。数あるジャボチカバの中でも、その独特な結実姿が面白い南米原産の果樹です。フトモモ科Plinia属の常緑樹で、南アメリカ原産で、ブラジルを中心とする森林に分布することで知られています。

樹は比較的ゆっくりと成長し、自然下ではおよそ4~14mほどになります。光沢のある濃緑色の葉を茂らせ、森林では下層部にも生育するため、ある程度の半日陰にも適応します。

最大の特徴は、やはりジャボチカバらしい「幹生果」です。

花は若い枝先だけではなく、幹や太い古枝から直接現れます。そして受粉すると、その場所から果実が発達していきます。

しかし、本種の結実姿は一般的なジャボチカバとは少し違います。

果実と幹の間に比較的長くしっかりとした果柄があり、その先端に果実を付けます。

そのため、幹に黒紫色の果実が直接張り付くように実るタイプとは異なり、果実が幹や枝から少し離れた位置に「ぶら下がって」いるように見えます。

果実は球形で、直径約2~4cm。

成熟すると果皮は濃紫色~黒紫色になり、内部にはジューシーな果肉があります。味は甘く、ブドウを思わせる風味を持つ美味しい果実として評価されています。

もちろん、そのまま生食できます。

さらに収穫した果実はジュース、ゼリー、ジャムなどに加工できるほか、ワインやリキュールなどにも利用できます。ジャボチカバ類は収穫後の日持ちがあまり良くないため、原産地では新鮮な状態で食べるだけでなく、さまざまな加工品として利用されてきました。

果皮には色素やポリフェノール類が含まれ、天然色素としての利用や、機能性成分についての研究も行われています。ただし、こうした研究上の性質と疾病に対する治療効果は別の話ですので、薬効を目的とした植物としてではなく、まずは食用果樹として楽しみたい種類です。

栽培では、弱酸性で有機質を含んだ土壌を好みます。

ジャボチカバ類は水を好むため、生育期、特に開花から果実が肥大する時期には水切れさせないことが重要です。一方、鉢植えでは常に根が水没するような状態は避け、保水性と排水性を両立した用土で管理します。

半日陰にも適応しますが、十分な結実を狙うのであれば日照を確保した方がよいでしょう。

耐暑性は高く、日本の夏にもよく適応します。一方、南米原産の亜熱帯~熱帯性果樹ですので、幼木では強い霜や凍結を避けます。鉢植えであれば冬季は低温から保護し、株が十分に成熟してから暖地での露地栽培を検討するのがおすすめです。

成長は比較的ゆっくりです。

特に実生から育てた場合、結実までには数年~それ以上の時間が必要になることがあります。その分、長期間育てながら樹形の変化を楽しみ、最終的に幹へ花が現れた時の喜びは大きなものがあります。

ジャボチカバには非常に多くの種類があります。

果実の大きさ、果皮の色、葉の形、成長速度など、それぞれに違いがありますが、Plinia truncifloraの面白さは「果実の付き方」にあります。

太い幹から伸びた長い柄。その先に、黒紫色の丸い果実がいくつもぶら下がる。

美味しい果実を収穫する楽しみはもちろん、一般的なジャボチカバとは一味違う奇妙な結実姿まで楽しめる、コレクション性の高いジャボチカバです。

成長はゆっくりです。湿度と弱酸性の土壌を好み日当たりを良くする事で、たくさんの実が収穫できます。、水の管理をきちんと行えばアルカリ性の強い砂浜近くにも適応します。樹高は品種によってまちまちですが、野生のものは15mほどになります。幹に直接白色の花が開花して結実するので、キブドウ属の名称由来にもなっています。黒いぶどうのような果実は直径3~4cmで1~4個の種子を含みます。枝にびっしり実る姿はやや気持ち悪いですが、慣れれば美しく見えます。濃紫色のやや厚い果皮で、果肉は白色もしくはピンク色をしています。果実は日持ちしないのですぐに食べるか冷蔵保存してください。生食やゼリー、ジャム、ジュース、ワインやリキュール等への加工したりします。

学名
Plinia trunciflora フトモモ科 プリニア属
開花時期
5月下旬 ~ 6月上旬
花色・大きさ・花形
白・小輪咲き(1cm位)
香りの強さ
微香
収穫時期
7月~10月
甘さ
★★★★☆ 平均糖度:18~22度
果実の用途
生食、ジャム、ゼリーなど
結果年数
3~5年
自家結実性
1本でなる
最終樹高
地植え:3m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
最終葉張り
半開帳性
栽培用途
果樹畑、花壇、鉢植え(7号鉢以上)
成長の早さ
遅い
植栽適地
九州~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★☆☆☆ やや難しい
日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性
耐寒性やや弱い(0度)、耐暑性強い、耐乾性普通
耐病害虫性
耐病性:とても強い 害虫:とても強い
花言葉
神秘、永代

ハンギングジャボチカバ| 実生苗の育て方

植え方・用土

日光がよく当たる場所で育てます。日光が不足すると実つきが悪くなります。比較的寒さには強くなってきたため、関東地方以西では戸外でもよく冬越しします。弱酸性土を好みますので、用土はブルーベリーの土に植えるのがおすすめです。自分で配合する場合は赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土などの用土が適します。


水やり

基本的には鉢の土が乾いてからたっぷりと水やりをして下さい。特に夏場の晴天が続く日などは毎日欠かさず水やりをして下さい。また、地植えの場合でも降雨が少なく表土が乾いていれば水やりをしてください。
冬場は、生育うを停止しているため乾かし気味に育てたほうが良いでしょう。


肥料のやり方

化成肥料を施すと、肥料焼けしやすい傾向があります。成長期に入るころ、骨粉入りの油かすなどの有機質肥料を控えめに施します。


花芽の付き方

太い枝に直接花が咲いて結果します。


剪定方法

充実した枝に実をつけるので、混みすぎた細い枝は随時根元から切って風通しをよくします。


病害虫の予防法

風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、アブラムシやカイガラムシが発生することがあります。歯ブラシなどを使ってこそげとって下さい。


増やし方

実生栽培では成長が遅い為、沖縄県などでは取り木や挿し木で増やされています。




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