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土マンゴー マンゴー の特徴と育て方

● マンゴー 土マンゴーの品種の特徴

「土マンゴー」の土は「在来・地元のもの」という意味で、ここでは台湾で古くから親しまれてきた、野趣あふれる風味と力強い樹勢が魅力の伝統的なマンゴーを指しています。
「土マンゴー(土芒果)」は、台湾に近代的な品種が導入される以前から各地で栽培されてきた在来系統の総称です。現在主流の「愛文(アーウィン)」などとは異なり、地域ごとにさまざまな系統が存在し、台湾のマンゴー栽培の原点ともいえる存在です。

果実は比較的小ぶりで、熟すと果皮は緑色から黄緑色、さらに黄色へと色づきます。果肉は黄色で果汁が豊富。繊維はやや多いものの、濃厚な甘さとしっかりとした酸味を併せ持ち、昔ながらの力強いマンゴーらしい風味を楽しめます。完熟時には豊かな香りが広がり、どこか懐かしさを感じさせる味わいが特徴です。

台湾では熟果をそのまま味わうだけでなく、未熟果を薄切りにして砂糖や塩、甘草粉などと合わせて食べる文化もあります。やかな酸味とシャキッとした食感は、在来種ならではの楽しみ方として親しまれています。

樹勢は非常に強健で、生育旺盛なのも大きな魅力です。高温多湿な環境によく適応し、病害にも比較的強いことから、台湾では古くから庭木や果樹として広く植えられてきました。

耐暑性は非常に高く、日当たりと水はけの良い場所でよく育ちます。寒さには弱いため、冬季は5~10℃以上を目安に管理してください。暖地では庭植えも可能ですが、寒冷地では鉢植えで育て、冬は温室や室内へ取り込むことで安心して栽培できます。

近代品種のような見た目の美しさや繊維の少なさとは異なる魅力を持つ「土マンゴー」は、台湾のマンゴー文化を支えてきた歴史ある品種です。素朴で奥深い味わいと旺盛な生命力を備えた、マンゴー愛好家なら一度は育ててみたい伝統品種です。

代表的な南国フルーツの1つで、完熟した果実は果汁が多くて濃厚な甘みで、口当たりなめらかです。ウルシ科の果物なので素手で果汁などを触るとかぶれたりしますので注意してください。原産地では10mに育つ高木ですが、接木苗を育てれば1mくらいで管理できます。鉢植えで栽培してコンパクトに育てて収穫を目指しましょう。
マンゴーは昔から聖なる果実として珍重されてきてきました。風水ではマンゴーを家の南側に植えれば、金運と財運が上がると言われています。

学名
Mangifera pentandra ウルシ科 マンゴー属
開花時期
4~5月
花色・大きさ・花形
・房状
香りの強さ
臭い
果実の大きさ
★★☆☆☆ 小果
果実の用途
生食、加工用(お菓子、ジュースなど)
自家結実性
1本でなる(開花時期は雨をよけて、ミツバチに受粉してもらいますが、開花期が寒く昆虫の飛来が少ない場合は人工授粉をおすすめします。気温は23度以上を維持してください。)
最終樹高
鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
最終葉張り
2m ~ 4m
栽培用途
鉢植え
植栽適地
日本全国(原則、鉢植え栽培)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、土壌酸度:弱酸性
耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い、耐乾性普通
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:普通
花言葉
甘いささやき

土マンゴー|実生ポット苗の育て方

植え方・用土

水はけの良い土壌で植えてあげてください。日当りの良い場所での管理がおすすめです。
マンゴーは、酸性土壌を好みますので、ブルーベリーの土で植え付けていただくと良いです。温室や地植えの場合は、ピートモスを混ぜてお使いいただくと良いです。

土壌のPHが低すぎる環境では、苦土石灰を与えて矯正します。鉢植えの際は10号サイズが良いです。
マンゴーは、10℃以下で生長が止まります。地植えの際は温室で、家庭栽培の場合は、鉢植え栽培が必須になります。
鉢植え栽培の場合、10月下旬からは 日中 ベランダで日光に当て、夕方からは室内で管理してあげてください。(10月下旬~4月までは室内管理がおすすめ)


水やり

季節問わず、乾いていたらたっぷり水を与えてください。
あまり水を欲しがる植物では無いので、土が十分に乾いてから与える習慣がベストです。夏場は乾きやすいので、土の表面を毎日チェックすると良いです。冬は乾燥気味に育ててください。


肥料のやり方

緩効性 化成肥料を1~2月(花芽分化期)、4~5月 (果実肥大期)、7~9月 (収穫直後) の年3回与えます。
若木の時期(植え付けから2年未満)は冬の時期を除き、2ヶ月に1度のペースで肥料を与え、これを年4回繰りかえすと良いです。


花芽の付き方

冬に花芽分化します。冬は乾燥気味に管理することで、花芽の分化が促進されます。開花期は20度以上を確保し、ヤニ果を防ぐために25度以上で栽培です。開花中はこまめに花房をゆすって不受精の小花を落とします。手でゆすって落ちる程度の花や幼果はどっちみち肥大しないので、気にしないで落とします。
果実が小指の先っちょ程度の大きさになったら、果頂部が窪んでいる果実は受精していないので、摘果します。親指の先っちょ程度になったら大きめで長めで果皮に輝きがあるものだけを果房中に3~5個残し、果実がタマゴ程度の大きさになったら、1~2果程度にして他は摘果します。


剪定方法

1年生苗は地際から20~30cmくらいの位置に主枝のなる枝が3本あれば、その3本を付け根から20cm程度の節の下で切り戻します。
3本枝がなければ、主幹を30cm程度で切り戻して、3本の枝を出させて、それ以外はかきとります。残した枝が伸びたら、付け根から20cm程度の節の下で切り戻します。
切った枝から新梢が生えたら、2~5cm程度伸ばしたところで先端を切ります。切ったところからまた新梢が出るので、2本だけ残してそれ以外はかきとります。残した2本が太く充実していきます。
その後の切り戻し剪定は8月末までに終わらせておきます。剪定後に秋に伸びる枝を充実させて花をつけさせます。直上する枝は生え際で切るか誘引して横にしてたらします。収穫した枝は根元から落としすか、軽く切り戻します。
切り戻し剪定は樹勢が回復しますので、切り戻しをしすぎると花が咲きにくくなります。


その他豆知識

果実肥大期の注意点は、よく日光に当てること。
果実が枝葉に当たったりすると傷になるので、吊り下げのときに、当たりそうな枝葉は取り除いておくとよいです。

マンゴーは基本的に追熟が必要な果物なので、収穫後はしばらく常温で保存して追熟させます。直射日光や気温の高い場所を避け、紙袋やポリ袋などに入れて涼しい場所に置いておきます。食べ頃になると甘い香りが漂い、果皮にツヤがでてきます。


病害虫の予防法

害虫ではカイガラムシやハダニ、病気では うどん粉病などが発生する場合があります。風通しを良くして育ててください。
発生した際は、専用薬剤を散布して害虫駆除と、春は消毒を行うことをおすすめします。


増やし方

種でも増えますが、実がなるまで6~7年かかります。4月から9月にさし木でふやすことができます。




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