
● ヤシ カリプトロカリックス エレガンスの品種の特徴
「カリプトロカリックス・エレガンス」は繊細で優雅な葉姿と、鮮やかな新葉が魅力の、ニューギニア原産の希少なアンダーストーリーパームです。ニューギニアの熱帯雨林の林床の木漏れ日の中でゆっくりと育つ美しい小型種。属名の「Calyptrocalyx」はギリシャ語で「覆われた萼(がく)」を意味し、本種はその中でも特に端正な樹姿から「elegans(優雅な)」の名が与えられました。
成長しても比較的コンパクトにまとまるため、大型ヤシにはない上品な存在感が魅力です。熱帯植物温室やコレクションガーデンでは、珍しい林床性ヤシとして高く評価されています。
栽培では、高温多湿な環境を好み、直射日光は避け、明るい半日陰から木漏れ日程度の環境が適しています。乾燥を嫌うため、生育期は用土を適度に湿らせ、空中湿度も高めに保つことで美しい葉を維持できます。強い西日や乾燥した風は葉傷みの原因となるため注意が必要です。
細くしなやかな幹の先には、濃緑色で光沢のある羽状葉を広げます。葉は細かく整った小葉からなり、非常に繊細で洗練された印象を与えます。また、新葉は赤みや銅色を帯びることがあり、展開したばかりの葉と濃緑色の成熟葉とのコントラストは見応えがあります。
「ヤシ(椰子)」は、単子葉植物ヤシ目ヤシ科に属する植物の総称で、熱帯地方を中心に亜熱帯から温帯にかけて広く分布しています。南国を思わせる独特の樹形やデーツのような実が収穫できるなど、ちょっとトゲトゲしてますが魅力の多い植物です。熱帯地方を中心に253属、約3333種、あまり多くはありませんが、日本にもシュロなど6属6種が自生しています。多くの品種で種が実用利用されています。食用に向かない観賞用の品種もありますが、食用油や工業油なども取れ、生食や砂糖の材料、ドライフルーツやジュースなどなど利用も多岐にわたる栽培価値の高い品種が多いです。
冬~春は古くなった葉が傷みや枯れこみが目立つようになります。中心部から新しい葉が生えるので、傷んだ葉は生え際で切っておくと良いです。
| 学名 |
| Calyptrocalyx elegans ヤシ科 カリプトロカリクス属 |
| 最終樹高 |
| 地植え:m 鉢植え:m (耐寒性常緑小高木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、地植え、観葉植物、記念樹、シンボルツリー、街路樹 |
| 成長の早さ |
| 遅い |
| 植栽適地 |
| 沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。) |
| 育てやすさ |
| ★★☆☆☆ やや難しい 日照条件:半日陰、耐陰性強い、土壌酸度:弱酸性 耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い、耐乾性弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
ヤシの木|カリプトロカリックス・エレガンス 実生ポット苗の育て方
植え方・用土
直射日光の当たらない明るい半日陰が理想です。冬は10度以上になるように管理してください。
水やり
鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。暑い時期、乾燥する時期は合わせて葉水をしてあげると元気に育ちます。
肥料のやり方
5月~10月頃に、2ヶ月に1度くらいのペースで緩効性化成肥料を与えてあげてください。
液肥でも構いませんが、冬場などの休眠期は与えなくても良いです。栄養剤肥料などで水はけが悪くなると根腐れが起こりますので、ご注意ください。
剪定方法
葉が古くなると、黄色く変色してきます。葉の寿命なので根元から剪定してください。冬~春は葉が傷んでいきます。葉の寿命です。
