
● アビウ ジャイアント ゴールデンの品種の特徴
「ジャイアント ゴールデン」は台湾の系統で、直径約15cm、重さは0.5kg以上にもなる非常に大きな果実をつけます。
「アビウ」はアマゾン地方で生まれたフルーツで、日本ではめったに流通しない激レアな熱帯果実です。現在はアンデス山脈、エクアドル、ブラジル、タヒチ、オーストラリアの一部の地域などでも栽培が進んでいます。果皮は黄色、果実は乳白色でゼリーのような弾力があり、完熟した柿のようなとろけるような甘さを持ちます。そのまま食べても良し、シャーベットやアイスクリームに入れても良しのとっても「森のコラーゲン」とも呼ばれる美味しい南国フルーツです。沖縄では年に2回結実するそうです。樹高は放任すれば10mほどですが、環境が合えば35m伸びることもあるそう。
| 学名 |
| Pouteria caimito アカテツ科 ポウテリア属 |
| 別名 |
| アビュー、カイミート |
| 収穫時期 |
| 晩夏から秋 |
| 果実の大きさ |
| ★★★★★ 大実 500g前後 |
| 甘さ |
| 平均糖度: 15~22度 |
| 果実の用途 |
| 生食、加工用(お菓子、ジュースなど) |
| 結果年数 |
| 3~5年 |
| 最終樹高 |
| 鉢植え:1m ~ 2m (常緑中高木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、観葉植物、インテリアプランツ |
| 成長の早さ |
| 早い |
| 植栽適地 |
| 日本全国(原則、鉢植え栽培) |
| 育てやすさ |
| ★★☆☆☆ やや難しい 日照条件:日なた、土壌酸度:中性 耐寒性弱い(10度)、耐暑性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通につく |
| 芽吹き時期 |
| 4月頃 |
| 花言葉 |
| 契り |
アビウ|ジャイアント・ゴールデン 実生苗の育て方
植え方・用土
日あたりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。10度以下になると枯死する可能性があるため、肌寒くなってきたら室内で管理するようにしてあげましょう。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。根腐れを起こしやすいので、やりすぎ厳禁。成木になると乾燥により強くなります。
肥料のやり方
肥料食いなので年に3~4回、完全肥料(NPK肥料)を与えます。タイミングは収穫後のお礼肥として。
剪定方法
若木のうちは剪定は軽めに。樹高が3m以上、枝が1m以上に伸びたらしっかりと剪定をしていきましょう。ある程度木が大きくなったら、下枝は切ってしまいます。込み合う枝、枯れた枝は適宜、根元から剪定します。
