
● デーツパーム イエローバリの品種の特徴
「イエローバリ」は果皮が鮮やかな黄色の品種。比較的大玉でシャキシャキした食感です。ハニーデーツの異名でも知られる品種で、ハチミツのような甘さが口いっぱいに広がります。後に残らずさっぱりとしており美味しいです。
「デーツパーム」は、ヤシ科の植物で紀元前の昔から、メソポタミアやエジプトで栽培されていた、極めて栽培の歴史が古い作物です。砂漠の過酷な環境でも、元気に育つことから「生命の木」と言われています。あのクレオパトラも愛した果物だそうです。また、果実は極めて栄養価が高く、食物繊維を豊富に含み、カリウムやマグネシウム、ミネラルも豊富に含まれています。日本では、ドライのものがよく出回っていますが、生食できるデーツは濃厚な甘味があり、見た目にも色鮮やかで美しく、サクサクとした食感が魅力的です。まさに極上のデーツの楽しみ方といえます。
雌雄異株で、雌株にしか実がつきません。基本的に種から増やすので雌雄を判別できるようになるには5年くらいかかります。雄と雌の割合は5分5部のようなので5本くらいあれば雌雄がそろうと思われます。
| 学名 |
| Phoenix dactylifera Yellow Barhi ヤシ科 ナツメヤシ属 |
| 別名 |
| サトウナツメヤシ |
| 開花時期 |
| 7~8月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 濃い紫 |
| 収穫時期 |
| 10月頃 |
| 果実の大きさ |
| ★★★★☆ 中大果 |
| 果実の用途 |
| 生食、デザート、スムージー |
| 結果年数 |
| 5~7年 |
| 自家結実性 |
| 1本でならない。(雌雄異株で、雌株にしか実がつきません。苗の雌雄を判別できておりません。受粉は風媒花です。) |
| 推奨受粉樹・結実率順で記載 |
| ナツメヤシのオス |
| 最終樹高 |
| 地植え:15m ~ 20m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性常緑高木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、地植え、観葉植物、記念樹、シンボルツリー、街路樹 |
| 植栽適地 |
| 関東地方~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
| ★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性強い、土壌酸度:弱酸性 耐寒性強い(-5度)、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 勝利、成功 |
デーツ|イエローバリ 実生ポット苗の育て方
植え方・用土
植え付け時期は、秋(10月頃)~翌年の梅雨入り前くらいまでが良いです。水はけの良い土壌で植え付けてあげてください。
植え付け場所は日当たりの良い場所で管理してあげてください。日当たりが悪いと葉っぱが汚くなることがあります。マイナス7~8℃くらいまでなら、防寒も必要ありません。
水はけの良い用土であれば育てられます。庭植えの場合、水はけが悪いようならバーク堆肥を混ぜ込んで排水性をよくしてから植えて下さい。地植えの場合は、花ひろば堆肥「極み」を使って植えていただくと良いでしょう。
鉢植えの場合は市販されている観葉植物専用の土か花ひろば培養土和みがお勧めです。
根詰まりすると生育が止まり、葉っぱが黄色く変色して枯れ混んできます。ですので鉢植えの場合は2年に一度くらいの頻度で植え替えする良いでしょう。
水をたっぷり与えると、どんどん大きく育っていきます。植え付け場所のスペースなども考慮して、土の表面を少し乾燥ぎみにさせて育てると、生長を抑えることができます。
水やり
地植えでは植え付け1年目の生育期だけこまめな水管理をします。根付いてしまえば水やりは雨任せで大丈夫です。
肥料のやり方
5月~10月頃に、2ヶ月に1度くらいのペースで緩効性化成肥料を与えてあげてください。
液肥でも構いませんが、冬場などの休眠期は与えなくても良いです。栄養剤肥料などで水はけが悪くなると根腐れが起こりますので、ご注意ください。
増やし方
種
