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斑入 アブラギリ の特徴と育て方

● アブラギリ 斑入の品種の特徴

アブラギリ「斑入」は、葉に美しい白と桃色の斑が入る珍品種です。

「アブラギリ」は、塗料などに用いる桐油の原料となる実をつける樹木です。葉の形は桐に似ており、油もとることから「アブラキリ」と命名されたのでしょう。毒性を持つため食用にはできませんが、不飽和脂肪酸を多く含む乾性油のため塗料の材料として盛んに使われてきました。台湾を代表する植物でもあります。
現在利用されているのは本種ではなく、中国原産の「シナアブラギリ」、「ナンヨウアブラキリ」などです。

学名
Vernicia cordata トウダイグサ科 アブラギリ属
開花時期
5~6月
花色・大きさ・花形
白色
最終樹高
地植え:m (落葉中高木)
植栽適地
東海地方~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた~半日陰、
耐寒性弱い、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:普通につく

アブラギリ|斑入 ポット苗の育て方

植え方・用土

基本的に植え付けは4月~入梅までか秋に行います。寒地では春植えをおすすめします。水はけの良い肥沃な土壌を好むので、堆肥や完熟の腐葉土をすきこみます。


水やり

地植えの場合は基本的に不要です。夏の乾燥が続く場合は水をあげます。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。


肥料のやり方

基本的に肥料は必要ありません。鉢植えの場合や地植えでも元気がない場合は、寒肥として油カスなどを適量漉き込みます。


剪定方法

剪定の適期は落葉している12~翌2月で、剪定すると良く芽吹きます。放任すると横に広がるので広さに制限がある場合は剪定が必要です。そのため自然樹形の維持はちょっと難しいです。




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